東京都港区元⾚坂にある明治記念館の懐石料亭「花がすみ」は、個室をリニューアルオープンする。
その記念として同店では、8月20日(火)から9月13日(金)までの期間限定で「リニューアル記念会席」を提供。ランチでもディナーでも、炭火の焼き物や鯛めしをゲストの目の前で仕上げる、楽しくも美味しい食事体験を堪能できる。
懐石料亭「花がすみ」が個室をリニューアルオープン
明治記念館本館は、1881年に⾚坂仮皇居の御会⾷所=明治天皇のダイニングホールとして、現在の迎賓館のある場所に竣工された。
そして、1888年には⼤⽇本帝国憲法草案審議の御前会議の場となり、明治天皇は欠かすことなくお出ましになった。そのような由緒から、本館の会場「金鶏(kinkei)」は、憲法記念館とも呼ばれている。
戦後間もない1947年に「明治記念館」の名称で総合結婚式場として開館式が挙行され、以来21万組を超える夫婦の新しい門出を祝福してきた。
現在は結婚式にとどまらず、パーティ・会議などの利用、祝賀会や人生儀礼などの記念日利用、レストランや懐石料亭での食事会など、多くの会場を様々な用途で利用されている。
また、2020年には、同館の歴史的・建築的価値が認められ、東京都指定有形⽂化財に指定された。
そんな明治記念館のレストランの一つ「花がすみ」は、個室「あんずの間」「花梨の間」をリニューアルオープンする。
室内は、昼は窓からの自然光に包まれ、ディナー時はシーンに応じた照明により、シンプルでありながらも、スタイリッシュでモダンな空間を演出。
そのオープン記念として、8月20日(火)から9月13日(金)の期間「リニューアル記念会席」をランチ&ディナーで提供する。
同店の料理人が、炭火の焼き物や鯛めしをゲストの目の前で仕上げる、ライブ感あふれる贅沢な会席料理だ。
料理演出も楽しめるリニューアル記念会席
ディナー時に提供する「リニューアル記念会席」は、36,300円(税・サービス料込)。
その献立は、柿と車海老の白和え・笹小鯛山椒寿司などを盛り込む「前菜」から始まり、鱧と松茸の香煎仕立ての「椀物」、伊勢海老姿造り油霜仕立ての「造り」と続き、喜知次煮付けの「蓋物」を経て、メインの「強肴」鰻の白焼き・牛フィレで構成。この他、鮑の千枚仕立ての「酢の物」、真鯛の炊き込み御飯、水菓子が付くという贅沢なコースだ。
一方、昼限定の「リニューアル記念会席」は、18,150円(税・サービス料込)。鮑の塩蒸しを始めとする「前菜」、すっぽん薬膳仕立ての「椀物」、真鯛の薄作り・車海老油霜の「造り」を経て、「強肴」は太刀魚玉葱挟み焼きレモンバター風味・飛騨牛で構成する。
こちらも「食事」は、料理人が目の前で仕上げる、真鯛の炊き込み御飯を提供する。
「花がすみ」の料理長杉山浩一氏は、厚生労働大臣賞・ジビエ料理コンテスト・全国日本調理技能士会連合会会長賞など、数々の受賞歴を持つ創作意欲にあふれる職人だ。
同氏が指揮を執る「花がすみ」も、Gault&Millau東京・北陸2017・4トックにも選ばれた料亭。この機会に、東京都指定有形⽂化財の建物で、料理演出が楽しい記念会席を堪能しよう。
懐石料亭「花がすみ」リニューアル記念会席
所在地:東京都港区元⾚坂2-2-23 明治記念館 B1
営業時間:平日 11時30分~22時(L.O20時30分)/土曜 日曜 祝日 11時30分~21時30分(L.O20時)
公式サイト:https://www.meijikinenkan.gr.jp/restaurant/2024/08/restaurant_entry20240810505.html
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000040685.html
(高野晃彰)