マーベル・スタジオの歴史を描く『MCU 比類なき映画スタジオの驚異的〔マーベル〕な逆転物語』

7月24日(水)に、マーベルファン待望の映画『デッドプール&ウルヴァリン』が公開された。これに合わせて、フィルムアート社では、マーベル・スタジオの歴史を綴ったノンフィクション『MCU 比類なき映画スタジオの驚異的〔マーベル〕な逆転物語』を7月26日(金)に刊行。書店で見かけたら手に取り、マーベル・スタジオの壮大な歴史と成功の秘密に触れてみてほしい。

マーベル・スタジオの失敗と成功の歴史が明らかに

『MCU 比類なき映画スタジオの驚異的〔マーベル〕な逆転物語』は、失敗と破滅、そして破産から生まれたマーベル・スタジオの壮大な成功物語を描いた書籍。

2008年に公開された『アイアンマン』以来、マーベル・スタジオが製作する映画やテレビシリーズは次々と大ヒットを記録し、史上もっとも成功したポップカルチャーフランチャイズの一つとなっている。

しかしながら、『アイアンマン』製作前のマーベル・スタジオは常にギリギリの状況にあった。『アイアンマン』製作費用も、自社キャラクターの権利を抵当に入れるという後がない状況で融資にこぎつけたという。

しかも、そんなマーベル・スタジオの未来をかけた『アイアンマン』の主役は、薬物乱用者としてハリウッドで問題人物扱いされていたロバート・ダウニー・Jrさん。さらには『アイアンマン』はマーベルの中では認知度が低く、当時はいわゆる“二軍”のキャラクターだ。

マーベル・スタジオの挑戦、そして成功は、きっと誰もが興味を持つトピックスだろう。

ユーモアあふれるエピソードやインタビューも多数掲載

本書はこうした『アイアンマン』製作当時の話の他、1970年代のマーベル初期映像作品や、スタン・リーさんが立ち上げた「マーベル・プロダクション」の失敗、トイ・ビズさんによるマーベル・コミックの買収から、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の成功、そしてディズニープラスでの新展開まで広く取り上げる。

また、当初、トム・クルーズさんが『アイアンマン』の主演候補に挙がっていたエピソードや、『インクレディブル・ハルク』主演のエドワード・ノートンさんが「面倒くさい野郎」扱いされていたエピソードなど、気になるエピソードも盛りだくさんだ。

また、ケヴィン・ファイギさんやボブ・アイガーさん、ロバート・ダウニー・Jrさん、ジェームズ・ガンさんなど、MCUの主要人物へのインタビューも収録。さらに、プロデューサー、脚本家、アーティスト、キャスティング担当者など、MCUを支えるスタッフたちの声も丁寧に記録した。特に、これまであまり知られてこなかったニコール・パールマンさんやヴィクトリア・アロンソさんといった、MCUに多大な貢献をした人物へのインタビューは必読だ。

今回発刊された『MCU 比類なき映画スタジオの驚異的〔マーベル〕な逆転物語』が、日本中のマーベルファンを魅了することは間違いない。

MCU 比類なき映画スタジオの驚異的〔マーベル〕な逆転物語
著者:ジョアンナ・ロビンソン/デイヴ・ゴンザレス/ギャヴィン・エドワーズ
価格:3,000円(税別)
体裁:A5判/並製/584頁
書籍ページ:https://www.filmart.co.jp/books/978-4-8459-2328-1/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000021545.html

(IKKI)