自然変形をほぼゼロに抑え、軽量化に成功。新素材HEXETATEを使ったメガネブランドが誕生

福井県鯖江市のFUJIKON HOLDINGSは、新素材HEXETATEを使用したメガネブランド「HYPE」を、7月上旬より全国の眼鏡店・オンラインストアなどで販売を開始した。

HEXETATEは、メガネ業界の固定概念を打ち破る新素材。アセテート樹脂の最大の難点であった形状の自然変形をほぼゼロに抑え、軽量化に成功した。

自然変形をほぼゼロにし軽量化に成功したHYPE

FUJIKON HOLDINGSは、眼鏡事業・生活雑貨事業・再生エネルギー事業・航空機やコンテナリース事業と主力4事業を中心に、関連する事業を手掛けている企業だ。

メガネ産業の盛んな福井県鯖江市に本拠を構える同社は、新素材HEXETATEを採用し、今でも根強い人気があるアセテート製フレームと同等の質感を保ちながら、その最大の弱点であった自然変形を克服したメガネブランド「HYPE(ハイプ)」の発売を、7月上旬より開始した。

これにより定期的な調整が必要であったアセテート製フレームの煩わしさをなくし、その上同じサイズの製品と比較して、約12%の軽量化にも成功。また、鯖江の伝統的な職人技と最新のCNC加工技術を駆使し、極太・極厚という見た目に反した掛け心地、使い勝手に優れたメガネに仕上げた。

ブランド名の「HYPE」は、興奮・熱狂、そして大胆さを意味する言葉。まるで音楽・ファッションで自己表現を楽しむように、アイウェアでも存在感とスタイルを表現する。さらに新素材HEXETATEの頭文字である「H」も表現する。

新素材の採用&鯖江のノウハウを注ぎ込んだ自社設計

新素材HEXETATEは、H.Tech社 によって開発されたフタル酸・エステル類・BPAといった有害化学物質を含まない環境にやさしい素材でもある。

この素材は、自然変形をほぼ起こさないという特徴をもち、メガネに採用するとその調子をより長く保つことを可能とする。また、その軽さからメガネをかけるユーザーには嬉しい革新的な材料だ。

福井県鯖江市は、言わずと知れたメガネの産地。中でもFUJIKON HOLDINGSは、創業65周年を迎える老舗企業で、長い歴史と蓄積されたノウハウを活かしたこだわりのメガネ創りを実践する。

そんな同社が新素材HEXETATEを採用した「HYPE」は、極太・極厚のフロントに特徴がある。HYPE用に10ミリ生地を特注し、使用することからできたフロントで、貼り合わせなしでは無理と言われた9ミリ厚を実現した。

デザインベースは、ヨーロッパのヴィンテージフレーム。昔ながらの太身のある形状から、さらにボリュームを加え圧倒的な存在感を表現した。

また、ウデ丁番はカシメ式。これもヴィンテージフレームのディテールで、堅牢な5枚丁番を採用する。

「HYPE」は、HYPE HE-6601 ・HYPE HE-6602・HYPE HE-6603の全3型。各3色・合計9種で構成する。

メガネユーザーにとって一番困るのは、掛けているうちにフレームの変形によりフィット感が損なわれることだ。新素材HEXETATEを採用し、そうした欠点が大幅に改善され、さらに軽量化も実現した「HYPE」なら、流行りの極太・極厚メガネも安心して使用できるだろう。

メガネブランド HYPE(ハイプ)
公式サイト:https://www.fujikon-hd.com/page-20821/
公式オンラインショップ(メガネプラス):https://www.megane-plus.com/
公式楽天ショップ:https://item.rakuten.co.jp/plus-fujikon/hype/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000111538.html

(高野晃彰)