海底で1年間熟成させたシャンパーニュやウイスキーの魅力とは。虎ノ門で開催する試飲イベントも

虎ノ門ヒルズステーションタワーにある「cask」および「信濃屋 六本木ヒルズ店」では、海底で1年間熟成させたシャンパーニュおよびウイスキーの販売を、7月20日(土)から開始する。

また、販売初日には、「cask」に併設するレストラン「W TORANOMON」にて、ランチコースとともに楽しむ試飲イベントも開催。

海底熟成の魅力を実感してみたい。

香りや味わいに変化をもたらす海底熟成

「海底熟成」では、酒が海底に沈められることで劣化を進める紫外線から守られ、一般的な熟成のメカニズム同様に分子構造の変化も起こると考えられている。

船の通過や風などから発生するさまざまな周波数の音と、海が生み出す自然の波動による細かな振動が瓶内のアルコール分子と水分子に作用し、香りや味わいに変化をもたらす。テロワールがワインの味を決めるように、沈める海域や水深などの環境により、同じ酒であっても味わいの変化が異なるという。

今回、北海道海洋熟成社とともに熟成を実施したのは、余市近海をはじめとする北海道の10か所。北海道は多くの海域に囲まれており、さまざまな海底熟成の条件を揃えている。

また、台風の直撃が少なく、年間の水温が10〜15度と安定しており安全の確保がしやすいことから、長期間にわたる熟成に向いていると言われている。

北海道の海で熟成したシャンパーニュとウイスキー

今回販売するのは、北海道の海底で熟成させたシャンパーニュとウイスキーだ。海底熟成したシャンパーニュは酸味がまろやかになり、より甘みが感じられ、炭酸がきめ細やかに弾ける。

一方のウイスキーは、剥き出しのアルコール分子が減り角が取れてまるくなることで、度数は変わらないものの口当たりがよくなる。

どちらもアルコールの刺激が抑えられることによって、酒自体の甘さや華やかさ、香りが感じやすくなっている。

海底熟成と通常のものを飲み比べできるセット

販売ラインナップには、海底熟成と通常保存のボトルが1本ずつセットになったギフトセット3種類を用意している。

シャンパーニュは「ファニエル・エ・フィス アガパンヌ・ブリュット NV」の2本セット22,000円と、「モエ・エ・シャンドン/モエ・ブリュット・アンペリアル NV」の2本セット27,500円だ。

そして、ウイスキーとして「バランタイン 17年」の2本セット30,800円が登場。

北海道食材とともに味わう海底熟成酒の試飲イベント

今回、海底熟成シャンパーニュ・ウイスキーの販売を記念し、海底熟成酒の飲み比べができる試飲イベントをワインレストラン「W TORANOMON」で開催する。

同イベントでは、シャンパーニュ2種とウイスキー1種について、海底熟成したものと通常保管したものの飲み比べができる。

また、北海道の食材を使ったランチコースや、海底熟成についてのセミナーも行う。事前予約制となっているので、興味があれば参加してみよう。

近年よく耳にする「海底熟成」をこの機に体験してみては。

海底熟成酒の試飲イベント
開催日:7月20日(土)
会場:W TORANOMON
所在地:東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズステーションタワーB1F
開催時間:12:00〜14:15 / 15:00〜17:15
予約方法:店頭または電話 ※定員に達し次第、受付を終了

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000124825.html

(田原昌)

※表示価格は全て税込