自宅でも割れた器を修復できる。漆芸作家と陶芸家が開発した本格的な金継ぎキットが登場

チルコロ社は、自宅でも割れた器を修復できる金継ぎキット「満月」と「新月」の先行販売を、6月16日(日)10時より応援購入サービス「Makuake」で開始した。

同キットは、漆芸作家と陶芸家が開発。初めての人でも本格的な金継ぎを楽しむことができる2種類の金継ぎキットとなっているので、興味のある人は逃さずチェックしてみよう。

壊れることや変化を受け入れる哲学の象徴

金継ぎは、壊れたものを修復し、新しい魅力を持たせる日本の伝統的な技術だ。今では海外でも「KINTSUGI」として知られ、壊れることや変化を美しいものとして受け入れる哲学の象徴とされている。

修復による美学的な価値や、モノを大切にする心が、世界中で称賛されている金継ぎ。チルコロ社の解説動画付き金継ぎキットで、大切な器のイノチを継いでみよう。

使う人のスタイルに合わせて選べる金継ぎキット

初めての人でも天然の漆を使った金継ぎが楽しめる、新しい金継ぎキットは2種類。どちらも、陶芸教室と金継ぎ教室を運営するチルコロ社のこだわりが詰まったキットだ。

伝統技法でじっくり継ぐことのできる本金継ぎキット「満月」と、1日で完成するため時間がなくても気軽に使える漆簡易金継ぎキット「新月」を、使う人のライフスタイルに合わせて選べるよう開発した。“器は口に触れるもの、安全性を大事にしたい”という思いから、漆簡易金継ぎキット「新月」にも天然の漆を採用。

月の満ち欠けを楽しむように、じっくりと大切な器と向き合う時間を楽しめるよう、大切な作品がまた新たな作品へと生まれ変わっていくサポートができればという思いで、それぞれ「満月」「新月」と命名したという。

漆簡易金継ぎキット「新月」のキット内容は、冊子・解説動画の手引き・アルテコジェル・エポキシパテ・漆・錫粉・真鍮粉・ヘラ・匙・アクリル板・筆・耐水ペーパー・マスキングテープ・綿棒・指サック・ビニール手袋。希望小売価格は、11,000円(税込)だ。

また、本金継ぎキット「満月」のキット内容は、冊子・解説動画の手引き・生漆・アクリル板・プラスチックヘラ・竹べら・筆・スポイト・空研ぎペーパー・耐水ペーパー・ダイヤモンドやすり・マスキングテープ・ビニール手袋・木粉・砥の粉・黒赤の弁柄粉・金消粉0.1g・銀消粉0.3g・真綿。希望小売価格は、16,500円(税込)。

今回、同キットの先行販売を記念して「Makuake」だけの特典を用意。数量限定で、超早割価格が20%OFF、特別価格10%OFFとなる。また、漆簡易金継ぎキット「新月」には、別売販売予定の金消粉0.1g・銀消粉0.1g・真綿という3,000円相当の内容がセットに含まれる。

大切な器を修復したいと考えている人は、この機会に金継ぎにチャレンジしてみたらいかがだろう。

金継ぎキット「満月」「新月」
プロジェクト期間:6月16日(日)10時~7月21日(日)18時
Makuakeプロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/circolo/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000142403.html

(高野晃彰)