「マンダリン オリエンタル 東京」のイタリアンダイニング「ケシキ」に新料理長が就任

「マンダリン オリエンタル 東京」のイタリアンダイニング「ケシキ」の新料理長に、イタリア出身のフルビオ・ベントゥーラ氏が就任。同氏が手がける料理の数々は、いずれもそれぞれの食材に敬意を払い、食材を活かした調理がなされている。

同氏の哲学が存分に反映された同レストランの新メニューを、心ゆくまで堪能したい。

イタリア南部・サレルノ出身のフルビオ・ベントゥーラ氏

イタリアの海辺の街であるサレルノ出身の同氏は、医師であり美食家の父親の影響を受け、料理に興味を持ち始めた。大学時代に叔父が経営するステーキハウスを手伝ったことをきっかけに料理人を志すようになった同氏は、イタリアン・シェフ・アカデミーでフランス料理とイタリア料理を学んだ後、イタリアのビストロで研修を受けた。

その後日本人シェフの下で刺激的な経験をした同氏は、その後中東やインドのレストランで修行を積み、実力をつけてきた。2月には「ケシキ」の料理長に就任し、現在に至る。

2つの異なるコンセプトで提供されるコース料理

同レストランでは、2つの異なるコンセプトでコース料理が提供される。イタリア語で「クラシック」を意味するコース「IL CLASSICO(イル・クラシコ)」は、南イタリアの定番料理をはじめ、イタリア各地の郷土料理を取り入れた料理が楽しめる。ランチは4品、ディナーは4品または5品のコースから選択可能だ。

イタリア語で「新しい」を意味するコース「IL NUOVO(イル・ヌオーヴォ)」は、フルビオ氏のスペシャリテが詰まっている。イタリア料理の歴史に影響を与えた北アフリカや東部地中海沿岸エリア・レバント地方の古代調理法に、スパイスや豆類、豊かな日本の食材を取り入れた、同氏の感性が光る料理の数々に注目してほしい。

同コースでは、カラッと揚がったズッキーニの花の中にレモンと黒胡椒を加えたリコッタを詰め、サフランのソースを添えたアンティパストや、柑橘バターと焦がしレモンがアクセントの牡蠣のチャコールローストと蛍烏賊(ホタルイカ)の自家製スパゲットーニなど、季節感あふれるコース料理(ディナー6品、ランチ5品)が楽しめる。

同レストランのメニューは旬を取り入れた料理を提供するため、3ヶ月ごとにメニューを変更予定。季節ごとに足を運び、同氏が織りなすイタリア料理の数々を味わいたい。

イタリアンダイニング「ケシキ」
所在地:東京都中央区日本橋室町2-1-1 マンダリン オリエンタル 東京 38F
営業時間:
ランチ:11:30~16:00
ディナー:
月~金:17:30~23:00
土・日・祝:17:00~23:00
公式サイト:www.mandarinoriental.com/ja/tokyo/nihonbashi/dine/kshiki

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000069285.html

(kyoko.)