NYのカクテル バー「Sip&Guzzle NYC」に、浮世絵のようなGEORGE HAYASHI氏の作品が登場

全米で最も注目を集めている、NYのカクテルバー「Sip&Guzzle NYC(シップアンドガズル ニューヨーク)」に、人気現代アーティスト・GEORGE HAYASHI(ジョージ・ハヤシ)氏の作品が登場。

エネルギーにあふれる作品で、海外でも人気の高い同氏のアートは、アンディー・ウォーホルさんの原画とともに展示されている。

そんな、同氏の新しい作品について見てみよう。

「タイムマシン」610mm x 915mm acrylic on canvas 2023

「タイムマシン」610mm x 915mm acrylic on canvas 2023

新しくニューヨークにオープンしたカクテルバー

GEORGE HAYASHI氏の作品「タイムマシン」は、いま全米で最も注目されている、後閑信吾氏プロデュースのカクテルバー「Sip&Guzzle NYC」に展示された。

同店は、今年の1月に新しく米国・ニューヨークにオープンしたバーで、同作品はその地下1階に展示されている。

和と洋がブレンドされた、NYのカクテルバー

同店は、東京都・渋谷のバー「THE SG CLUB」のコンセプトを引き継いでいる。

「THE SG CLUB」は、1860年にカクテル黄金時代のアメリカへ万延元年遣米使節として海を渡った侍たちにインスパイアを受けた、和と洋が絶妙にブレンドされたカクテルバーだ。

その侍たちが再びニューヨークを訪れ、夢と現代が混ざるというコンセプトで「Sip&Guzzle NYC」が誕生した。

ニューヨークに再上陸した侍たちを描いた作品

GEORGE HAYASHI氏は、祖母である日本画家の林素菊さんに習った水墨画の「余白と省略の美学」と、思春期に最も影響を受けたストリートカルチャーを独自の解釈で融合した作風で知られている。

ライオンやトラといった具象と、赤色を印象的に用いる力強い色遣いの抽象を組み合わせた作品は、国内外で高く評価されている。

今回の作品「タイムマシン」は、その作品名の通り、1860年代にタイムスリップして浮世絵師となった、同氏が描いたもの。夢と仲間を全て乗せ、再びアメリカへ向けて海を渡るSG遣米使節団『侍ニューヨーク再海の図』が描かれている。

また、東京都・渋谷の「THE SG CLUB」にも、GEORGE HAYASHI氏がオーダーを受けて制作した絵画が展示されている。

人気現代アーティストGEORGE HAYASHI氏

GEORGE HAYASHI氏は、1978年東京生まれ、幼少期から独学で絵を描き始める。

2010年から活動拠点を上海に置き、中国国内外の画廊や美術館で展覧会を開催。在上海⽇本国総領事館や在台湾日本領事公邸等に作品が収蔵され、マカオのカジノホテルやスボーツブランド「NIKE」などの店舗の壁画を手がけており、多岐に渡る活動を展開している。

なお、同氏の個展作品は、「YUGEN Gallery」販売サイトから購入可能となっている。

GEORGE HAYASHI氏が描いた世界を、NYのバーで感じてみたい。

Sip&Guzzle NYC
所在地:29 Cornelia St, New York, NY 10014 USA
公式サイト:https://www.sipandguzzlenyc.com/

THE SG CLUB
所在地:東京都渋谷区神南1-7-8
公式サイト:https://sg-management.jp/

YUGEN Gallery販売サイト:https://yugen-gallery.com/collections/george-hayashi

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000074187.html

(田原昌)