近年、宿泊だけではなく“特別な体験”を求めてホテルを選ぶ人が増えている。サウナや露天風呂などを備えた客室も人気だ。しかしこれからの季節、ホテルで1日ゆっくりするなら“プール”の有無をチェックするのもおすすめ。運動不足を解消できたり、ほてった体を冷ませたりと、プールにはさまざまなメリットがある。

そこで今回の記事は、都心から2時間以内でアクセスできるプライベートプール付きの宿泊施設を5ヶ所ピックアップして紹介したい。

目次
・日本一の宿泊施設に選ばれた「ルクス箱根湯本」
・「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」でアートと温泉に癒される
・東京湾を望む「海都-kaito-TOKYOBAY」
・「BOTANICAL POOL CLUB」で1日プールを満喫
・「秩父別邸 木叢-komura-」でプライベートなひとときを

日本一の宿泊施設に選ばれた「ルクス箱根湯本」

新宿駅から小田急ロマンスカーで約90分、箱根湯本駅からは車で4分ほどの場所に位置する「ルクス箱根湯本」。ここは今年2月に開催された日本一の民泊を決めるコンテスト「BEST OF MINPAKU（ベストオブ民泊）」で、一般投票部門において一位を獲得した人気施設だ。

一棟貸切のヴィラは最大11名まで宿泊可能。3メートルの高い塀に囲まれているため、プライベートも守られている。

プールのすぐ側にはパーゴラとデイベッドがあり、泳ぎ疲れたらのんびりとくつろぐことが可能。露天風呂やビューバス、サウナを完備しているのも大人にとっては嬉しいポイントだ。

食事はBBQテラスで。こだわりの地元食材を提供する他、プランの内容によっては出張シェフサービスで寿司やフレンチも楽しめる。大人数での宿泊先を探している人はチェックしてほしい。

ルクス箱根湯本
所在地：神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋5番地
公式サイト：https://lux-hakone.com

「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」でアートと温泉に癒される

同じく箱根には、今年7月に宿泊施設「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」が開業する。

ここは、箱根登山鉄道の宮ノ下駅から徒歩5分の場所にアートミュージアムホテル。全9棟の客室は「麒麟」「鳳凰」「亀」「龍」といった箱根四神をテーマにしており、日本の伝統技術を受け継ぐ作家陣によるアートが至るところに配置されている。

各棟にはリビングダイニングやベッドルームのほか、内風呂、露天風呂、プールを完備。中にはサウナを備えている棟もある。

特に注目したいのは温泉の質。同ホテルでは堂ヶ島温泉の源泉を100%の純度で各棟にかけ流している。温泉地・箱根の魅力を存分に堪能できるはずだ。

食事は、ミシュラン一つ星に輝く京都の名店「やま岸」が監修。京料理の伝統と茶懐石のおもてなしの精神、そして箱根の自然の恵みを融合させた、同ホテルならではの料理を提供する。

設備にも食にも妥協しない、唯一無二のホテルの誕生と言えそうだ。

エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍
所在地：神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下72
公式サイト：https://houoh.jp
※写真は一部イメージ

東京湾を望む「海都-kaito-TOKYOBAY」

今年3月、千葉県富津市には「海都-kaito-TOKYOBAY」が開業した。富津金谷ICを降りてすぐの場所にある、東京湾を望む貸別荘だ。

敷地内には8メートルもある広々とした温水プールがあり、プールサイドのビーチベッドからは青々とした海が見える。もちろん、夕暮れどきの眺望も素晴らしい。

別荘の室内は最高級のタイルを使用して豪華に装飾。大きな螺旋階段が非日常の雰囲気を演出する。

2階にはBBQスペースやコンテナサウナ、水風呂などを完備。充実した設備で贅沢な時間を過ごせるはずだ。

高級感ある空間でリフレッシュしたい人は、利用を検討してみても。

海都-kaito-TOKYOBAY
所在地：千葉県富津市金谷759-11
公式サイト：https://piyoresort.com/kaito/

「BOTANICAL POOL CLUB」で1日プールを満喫

続いて紹介する「BOTANICAL POOL CLUB」は、東京駅から車で70分ほどの場所にある、オールシーズン楽しめる屋外温水プールを備えた“プール推し”のホテル。ホテル自体は小高い丘の上にあり、海に程近いため夕刻にはサンセットの景色も楽しめる。

宿泊者が利用できるプールはユニークなボタニカルに囲まれており、オリジナルカクテルやスナックを楽しめるプールサイドバーも併設している。

昨年12月には、専用のプライベートプールが付いたスイートルーム「POOL SUITE」が完成した。自分たちだけで専用プールで楽しむもよし、客室から直接アクセスできるホテル内の各プールを利用するもよし。気分に応じて思い思いにプールを満喫できる。

室内テラスにBBQスペースがあるため、食事もプライベート感たっぷりに楽しめる。

1日、ひたすらプールではしゃいでみたい大人は要チェックだ。

BOTANICAL POOL CLUB
所在地：千葉県安房郡鋸南町下佐久間1510-2
公式サイト：http://botanicalpoolclub.com

「秩父別邸 木叢-komura-」でプライベートなひとときを

最後に紹介するのは、今年7月に埼玉県秩父市に開業する「秩父別邸 木叢-komura-」。東京方面から車で約2時間の場所にあるプライベートリゾートだ。

「秩父別邸 木叢-komura-」は、大型のプライベートプールを配した「ラグジュアリースイート」と、専用ドッグラン付きの「ドッグスイート」の2タイプの客室を備えている。

ラグジュアリースイートは、プールだけでなくサウナや半露天風呂も完備。最大6名まで宿泊可能だ。

一方ドッグスイートは、名前の通りペット同伴で泊まれる愛犬家には嬉しい客室。大型ドッグランを備えているため、犬たちが体を思いきり動かせる。

加えて、地元・秩父の食材を活かした食事プランや、10種を超えるアクティビティが楽しめることもこのリゾートの魅力の一つ。フリーバースペースでは、日本酒やワイン、ウイスキー、ビールなど秩父ならではのドリンクを自由に味わえる。

秩父観光の拠点として選んでみてはいかがだろうか。

秩父別邸 木叢-komura-
所在地：埼玉県秩父市下影森2201-1
公式サイト：https://www.chichibu-privatevilla-komura.com

いずれも、夏らしさを存分に満喫できる魅力的な宿泊施設ばかり。予約が埋まらないうちに早めにチェックしたい。

（IKKI）