東京・飯田橋にある東京日仏学院一階に「ロワゾー・ドゥ・フランス」が6月2日(日)にオープンする。フランス料理界伝説のシェフ ベルナール・ ロワゾー氏の想いを受け継いだレストランだ。
オープンに先立って5月20日(月)~5月29日(水)の期間にプレオープンし、ランチのみを提供する。
「ロワゾー・ドゥ・フランス」が東京日仏学院に開業
フランス政府が管理・運営し、フランス文化の普及と発展に寄与するフランス語学校・文化センター、東京日仏学院。「ロワゾー・ドゥ・フランス」がオープンするのは、2021年7月に新校舎「Village as Institute」としてつくられた建物の1階。
フランスのヴィラージュ(村)を連想させるような校舎をはじめ、緑を感じられる小道、テラスと回廊に囲まれた中庭は、美しい公園のような環境だ。
ベルナール・ロワゾー氏の志を受け継いでの開業
ベルナール・ロワゾー氏はブルゴーニュ地方にある自身の代表的なレストラン「ラ・コート・ドール(*1)」の支店を、1992年から1995年に神戸へ出店していた。シンプルでありながら印象的な料理は、多くの日本人に愛されたという。
今回の開業はベルナール・ロワゾー氏の志を受け継ぎ、ベルナール・ロワゾーグループのCEOであるベランジェール・ロワゾー氏が実現した。三十年もの時を経ての開業となる。
オープンに際し来日するのは、「ロワゾー・デュ・タン(ブザンソン)」でシェフを務めた経験を持ち、日本の料亭などで修行を積んだブランシュ・ロワゾー氏。
料理長にはフランスでベルナール・ロワゾー氏より影響を受けた市川健二氏が就任する。さらに、ロワゾー氏の愛弟子、山口浩氏が代表へ就任し、新事業の展開をサポートする。
気軽にフランス料理が楽しめる場所を目指して
同店は日本において、フランスの食文化を讃えること、つまり「フランスのテロワール(*2)の大使館」を目指すという。
時にはゲストの要望などにも応えながら、カジュアルな雰囲気でフランス料理が楽しめる空間を提供していく。また、フランス雑貨の販売もブティックにて予定している。
気軽に立ち寄ってフランス料理を味わえる場所として、同店へ足を運んでみては。
ロワゾー・ドゥ・フランス
所在地:東京都新宿区市谷船河原町15 東京日仏学院1階
営業時間:スナッキングとブティック:10:00~
ランチ:12:00 ~15:00(LO 14:00)
ディナー:18:00 ~22:00(LO 20:30)
公式サイト:https://ldf-tokyo.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000025554.html
(hachi)
*1 現在は「ルレ・ベルナール・ロワゾー」
*2 テロワール:フランス語で「風土の、土地の個性の」という意味を成す言葉で、主にワインの世界で用いられる