伝説のロック音楽評論家の人生を追う『レスター・バングス 伝説のロック評論家、その言葉と生涯』

世界中のアーティストのプロデュース事業を行うトンカチ社が、アメリカの伝説的ロック評論家であるレスター・バングスさんの生涯を綴った『レスター・バングス 伝説のロック評論家、その言葉と生涯』を4月30日(火)に発売。現在、Amazonや楽天ブックスにて予約を受け付けている。

レスターさんの生涯を追う日本初の書籍となるだけに、多くの人の注目を集めそうな予感だ。

レスター・バングスさんの生涯を追う一冊がついに登場

1970年代、音楽がまさに表現と行動のすべてであった時代。レスター・バングスさんはその中心で生き、若くして亡くなった。

彼の言葉は文学としてのロック、そしてロックとしての文学を生み出した。今回発売される伝記『レスター・バングス 伝説のロック評論家、その言葉と生涯』は、彼の抑圧された子ども時代から始まり、ロック批評家としての台頭、突然の死に至るまでを詳細に追う。

音楽誌に強烈なインパクトを残したレスターさん

その独特な表現力と比類なき音楽への情熱で知られるレスター・バングスさん。彼は攻撃的ながらもどこか憂いを帯びた魅力を持っていた。

彼はその人生の中で、「パンクロック」や「ヘヴィメタル」などを定義し、愛と憎しみを同等に注ぎ続けた。英語圏では彼の評論スタイルが評価されているが、日本では未だにあまり知られていない。

レスターさんのキャリアは、大学時代に『ローリングストーン』誌の読者レビュー企画に応募したことからスタートした。彼の独学による鋭い文章は人気を博し、一時は『ローリングストーン』誌で重要な位置を占めることに。

しかし1973年には「ミュージシャンを侮辱した」という理由で解雇されてしまう。その後も『Creem』などの雑誌で活躍したが、1982年に33歳で亡くなった。

彼の影響は広範に及んだ。例えば、映画「あの頃ペニー・レインと」ではフィリップ・シーモア・ホフマンさんがレスターさんを演じ、ラモーンズやREMのマイケル・スタイプさんが彼を歌い上げた。また、作家のデヴィッド・フォスター・ウォレスさんも初の共著をレスターさんに捧げている。

ジム・デロガティスさんがレスターさんの人生を回顧する

『レスター・バングス 伝説のロック評論家、その言葉と生涯』は、そんな彼の言葉に触れた者に真の音楽、真の文学、そして真の青春を感じさせる一冊。

著者は、レスターさん同様にさまざまな音楽を評論してきたジム・デロガティスさんだ。

本書は、レスター・バングスさんのロック批評家としての生き方を学ぶための究極のガイドと言っても過言ではない。レスターさんの独特の世界観と言葉を、書籍を通じて学んでみてはいかがだろうか。

レスター・バングス 伝説のロック評論家、その言葉と生涯
定価:3,960円(税込)
体裁:上製本/縦188mm×横128mm×厚さ32mm /488ページ
ISBN :978-4-910592-34-3
書籍ページ:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784910592343

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000406.000050580.html

(IKKI)