アメリカ・カリフォルニアを拠点とするスポーツ自転車ブランド「SPECIALIZED(スペシャライズド)」が、新型の「Epic 8(エピック8)」と「Epic 8 EVO(エピック8エヴォ)」を発売した。
どちらもクロスカントリーレースだけでなく、マウンテンバイクライドに広く革新をもたらすモデルだ。
効率的な走りと軽さを追求した「Epic 8」
スペシャライズドの「Epic」は、速さを重視したクロスカントリーレースバイクとして知られている。その後継となる「Epic 8」は、従来モデルを超える効率性と軽さを追求したモデル。
ベストな姿勢で快適に走行
Epic 8のジオメトリーは、上りの速さや効率性・加速性だけでなく、テクニカルなセクションでの走破性も高めるように設計されている。
コックピットからサドルにかけてゆとりがあるので、ライダーはバイクの中心に乗り、最適なポジションでトラクションをかけることが可能に。
さらに、低めのBBハイトと寝かせたヘッドアングルにより、荒れたセクションでも安定した姿勢でバイクを走らせられる。
ダイナミックな走りを可能にする3モードを搭載
Epic 8は、さまざまな走行状況に対応可能な「マジックミドル」「ワイドオープン」「スプリント・オン・ロック」の3モードを搭載している。
また、Epic 8の中でも最上位モデルの「S-Works」には、「RockShox Flight Attendant」というスペシャライズドがチューンしたシステムも搭載。3モードを瞬時に切り替えることで、ライダーの負担を軽減する。
ペダリング動作を徹底的に高効率化
ペダリングの効率に非常に優れているのも、Epic 8の特徴。
さらに、トラクションや衝撃吸収性能も高い水準を保っている。スペシャライズドのテストによると、前世代より12%も多くバンプと振動の力を吸収することが明らかになった。これにより、ライダーの疲労を軽減。よりパワフルな走行を可能にする。
歴代最軽量、それなのに超高機能
前述の通り、Epic 8は歴代最軽量。特にS-Worksモデルは76gも軽くなっている。
それでいて効率性や走破性は高まり、新たな機能が追加されているから驚きだ。必要なアイテムをダウンチューブに入れて運べる「SWAT 4.0」はその最たる機能だろう。
また、ステアリングストップも内蔵。転倒時にハンドルバーによってトップチューブに傷が入るのを防ぐ。
下りに特化したダウンカントリーバイク「Epic 8 EVO」
「Epic EVO」は、ダウンカントリーバイクの新たなスタンダードとなるべく開発されたモデル。新型の「Epic 8 EVO」ももちろん、下りでの最速記録を目指すライダー向けに設計されている。
Epic 8とシャーシを共有し、シングルトラックを隅々まで走りきれる今までにない仕様に。
寝ぎみなジオメトリーで、安定した下と速く効率的な上りを両立。ニュートラルなコックピットが、ハードな地形でのライドをサポートする。ダンピングは「ワイドオープン」と「スプリントオンロック」の2モード。トレイルに適したスペックを備えている点も大きなポイントだ。
どのモデルも、マウンテンバイクライドの可能性を広げることは間違いない。
Epic特設ページ:https://www.specialized.com/jp/ja/epic
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000158.000009768.html
(IKKI)
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