篠崎 SHINDO LABは、ブランド初となるラム酒「THE WILD & SOUTH RUM THE ORIGIN」を2月より発売した。
同酒は、黒糖をベースに9年間貯蔵したホワイトラムで、長年のタンク熟成を経ることで、ラム酒の香りを活かしつつ、穏やかでまろやかな丸みを帯びた味わいが特徴だ。
朝倉のサトウキビの新たな可能性を引き出すラム酒
2021年より始動した、篠崎の新しい製造場であるSHINDO LAB。「THE QUEST FOR THE ORIGINAL=独創性の追究」を哲学に、既存の概念にとらわれることなく、独創的な酒の提案を目指す。
ただ、独創性を信条としつつも、決して奇をてらわず、歴史に裏打ちされた丁寧で緻密な酒造りを行うことをモットーとする。言うなれば同ブランドのコンセプトである「王道にして、新道」を追い求めるため、福岡県朝倉の地から、新たな商品や体験価値を発信し続けている。
ちなみにそのコンセプトとは、「福岡/九州が育んだ、豊かな自然。100年以上にわたって積み重ねた、確かな品質。そして、常識にとらわれない、自由な発想。おいしい、だけじゃない。こころが動く、新しさも注ぎ込んで。お酒と人。ふたつをつなぐ、時間を変えていく。王道にして、新道を。お酒はどこまで、たのしくなれるか。THE QUEST FOR THE ORIGINAL.」だ。
そんな篠崎SHINDO LABの拠点である福岡県朝倉は、古くは江戸時代まで遡るほど、長い歴史を持つサトウキビの産地。
その朝倉のサトウキビの新たな可能性を引き出すために開発をスタートし、研究を重ね誕生したのが、ブランド初となるラム酒「THE WILD & SOUTH RUM THE ORIGIN」だ。
同酒は、サトウキビを製糖した黒糖を原料に、蒸溜したのち9年間タンクにて貯蔵されたホワイトラム。長年のタンク熟成を経ることで、穏やかでまろやかな丸みを帯びた味わいに。ラム酒特有の香りや味わいを活かしながらも、口当たりの良い、飲みやすさが特徴のホワイトラムに仕上がった。
SHINDO LABでは、今回の「THE ORIGIN」を皮切りに「THE WILD & SOUTH RUM」を、篠崎の提案するラム酒のブランドとして位置付ける。そのうえで、「九州・沖縄の風土を蒸溜する」というテーマを掲げ、独創性を追求した酒造りを推進していくという。
今後は、10年以上にわたり樽熟成し、馥郁(ふくいく)とした香りを持たせたダークラムや、鮮度を要求されるサトウキビの搾汁液を原料に、野生味のある味わいを表現したアグリコールラムなどの発売を予定する。「THE ORIGIN」から始まる「THE WILD &SOUTH RUM」の挑戦に注目したい。
THE WILD & SOUTH RUM THE ORIGIN
原料:国内製造 黒糖・麦麹・糖類
アルコール度数:50%
容量:500ml
蒸溜年:2014年
価格:6,050円(税込) ※希望小売価格
公式サイト: https://shindo-lab.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000131349.html
(高野晃彰)