北海道ニセコ町にある「ニセコ蒸溜所」が製造するクラフトジン「ohoro GIN（オホロ・ジン）スタンダード」が、イギリスの国際的ジン品評会「World Gin Awards（ワールド・ジン・ アワード）2024」において、クラシックジン部門の世界最高賞 「Worldʼs Best（ワールドベスト）」を受賞した。

世界に注目される、同クラフトジンについて見てみよう。

自然豊かな保安林に囲まれたニセコ町にある蒸溜所

「ニセコ蒸溜所」は、国定公園ニセコアンヌプリと国立公園羊蹄山に囲まれた、世界的なスノーリゾート地・ニセコ町で2021年より製造を開始。

豪雪地帯ならではの上質な軟水に恵まれた上、道内でも気温が下がりすぎない土地柄を活かし、上品で繊細、そしてバランスの取れたウイスキーづくりを行うとともに、クラフトジンも製造している。

同年10月に販売を開始した「ohoro GIN」シリーズは、今回受賞した定番品スタンダードのほか、数量限定品「ニホンハッカ」と季節限定品「ラベンダー」の全3種を製造している。

ニセコ町産のボタニカルも使用

「ohoro GIN スタンダード」には、地元を象徴する山であるニセコアンヌプリからの良質な伏流水に、ニセコ町内で栽培されたヤチヤナギ、ニホンハッカをはじめ全13種類のボタニカルを使用。クリアでスムース、それでいて芯のあるしっかりとした味わいが特徴だ。

軽やかなシトラスの香りを感じられる仕上がりとなっており、そのままを活かした味わい方はもちろん、ジン・トニックやマティーニなどのカクテルベースとしてもおすすめだ。

ニセコ蒸溜所のジンが世界最高賞を受賞

「ワールド・ジン・ アワード」は、ジンの種類ごとに11部門にカテゴライズされており、それぞれのカテゴリーから選出された「国別最高賞（Country Winner Gold）」の中から、授賞式の席上で「世界最高賞」が選出される。

今年度はイギリス時間の2月22日（木）に、ロンドンで授賞式を開催した。

同商品は「クラシックジン部門」に出品。昨年に引き続き2年連続で同部門の「国別最高賞」を受賞し、今回の授賞式に臨んでいる。

現地で授賞式に参加した同蒸溜所の製造所長、角本琢磨氏と製造担当の富原健一氏は、世界最高賞の受賞のアナウンスに、大きな驚きをもちながらも堂々と登壇し、賞状を受け取った。

世界中からエントリーされるジン

「ワールド・ジン・アワード」は、イギリスで年に一度開催される国際的な酒類コンペティション「The World Drinks Awards」の 「ジン部門」として実施されている、世界でも最大規模のジン・コンペティションのひとつ。

世界中から何百ものジンがエントリーされ、著名なエキスパートによって審査される。まず、出品された製品が各国別に審査され「国別最高賞」を選出。そして授賞式の席上で、各国の国別最高賞の中から「世界最高賞」が選出される。

北海道の大自然と蒸溜所の人たちの情熱で造られたクラフトジンを味わってみては。

ohoro GIN スタンダード
アルコール分：47％
容量：720ml
価格：4,620円（箱別220円）（税別）
ニセコ蒸溜所公式サイト：https://niseko-distillery.com

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000085884.html

（田原昌）