古都・京都が現代アートであふれる──。京都国立博物館 明治古都館などを会場に3月1日(金)から開かれるアートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2024」にあわせ、市街を舞台としたサテライトイベントの開催が決定。
2月27日(火)からの会期中、京都の街中に点在する飲食店やギャラリー等で旬のアーティストの作品が展示される。また、メインイベントのオンラインチケット販売も開始された。
京都各所を舞台とした「SATELLITE 2024」
「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2024」では、京都国立博物館 明治古都館、京都新聞ビル、清水寺を会場に、ペインティングからインスタレーションまで多種多様な表現手法の作品が並ぶ。
さらにサテライトイベントとして、「ARTISTS’ FAIR KYOTO:SATELLITE 2024」を開催。市内各所に位置するギャラリー等が過去にフェアに出品した作家とコラボレーションし、作品の展示・販売を行う。
「slide/shi」
中京区の「千總ギャラリー -gallery2」では2月29日(木)~5月6日(月)の期間、片山真妃さん、木下令子さん、高尾岳央さんの展覧会「slide/shi」を行う。時間は10:00~17:00で、火・水は休館となる。
「Archive Start」
下京区の「Artist-in-Residence 賀茂なす」では、2月29日(木)~3月3日(日)11:00~18:30、今西真也さん、香月美菜さん、大東真也さん、高瀬栞菜さん、たかくらかずきさん他、複数のアーティストの作品を展示する。
「Travels and Dreams(in daily life)」
左京区の「MtK Contemporary Art」では2月29日(木)~3月23日(土)10:00~18:00、「Travels and Dreams(in daily life)」と題して相川勝さん、小林椋さん、すずえりさん、水戸部七絵さん他の作品を展示する。
「mtk+ vol.18/川村摩那」
2月29日(木)~3月23日(土)10:00~18:00には、左京区の「Cafe .S」店舗内にて川村摩那さんの展覧会「mtk+ vol.18/川村摩那」を行う。
「この世」
2月29日(木)~3月12日(火)8:00~17:00には京都府庁旧本館1階「salon de 1904」を会場に、木村舜さんの展覧会「この世」を行う。
「constancy of space」
初参加となる京都髙島屋S.C.の京都 蔦屋書店では、6Fアートウォールにて2月27日(火)~3月15日(金)の期間、前田紗希さんの「constancy of space」を開催する。時間は10:00~20:00で、最終日のみ17:00閉場となる。
グローバルな若手批評家を育てるプロジェクトも
ハイレベルな若手批評家の育成と活動支援を目指す「歴史・批評・芸術」プロジェクトの詳細も発表。美術批評家の沢山遼さんと、文化研究者・アーティスト・金沢美術工芸大学講師の山本浩貴さんが各2名のアーティスト作品の批評を執筆、書籍化し国内外へ発信する。
新しい才能が次々と生まれる現代日本美術。京都の街がアートに染まる数か月だ。
ARTISTS’ FAIR KYOTO:SATELLITE 2024
日程:2月27日(火)~ ※会場によって開催期間が異なる
会場:千總ギャラリー -gallery2、Artist-in-Residence 賀茂なす、MtK Contemporary Art、Cafe .S、京都府庁旧本館 前田珈琲、京都 蔦屋書店
入場料:無料
公式サイト:https://artists-fair.kyoto/events/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000885.000005484.html
(SAYA)