誠文堂新光社は、2月13日(火)に『スパイス・マトリックス』を発売する。
同書は、上手に使うことにより様々な料理の味を向上させる効果があるスパイスを分類・解説。使えるスパイス必携本として、スパイスの扱いに悩んでいた人には嬉しい内容となる。
料理に必要な使えるスパイスを理解できる実用書
スパイスは料理の味を美味しくしたり、味に変化をもたせたりする万能薬のようなもの。しかし、料理上手といわれる人もどれだけスパイスを上手に使えているだろうか。
習ったレシピや配合比率をそのまま真似るだけ。いつも同じスパイスばかりになってしまう。そんな人が多いのではないだろうか。
『スパイス・マトリックス』は、料理をする際に必要なスパイスの基礎知識から応用までがマスターできる実用書。料理に特化してスパイスを分類・解説した今までにない本なので、悩んでいたスパイスの組み合わせ、調理法、レシピも一目瞭然だ。
著者の日沼紀子(ひぬまのりこ)さんは、スパイス調合師でスパイス料理家。その活動として、知識だけではない「使える」スパイスの学びを全国に広めている。
スパイスメーカーや食品企業向けのスパイス講座、スパイス資格取得講座監修、メニュー開発などプロ向けの活動をはじめ、料理教室や使いやすい調合スパイスの販売、レストランでの料理提供などを通じて、一般にも幅広くスパイスの使い方を紹介する。その著書に誠文堂新光社刊『スパイス&ハーブ料理の発想と組み立て』、日本文芸社刊『大人時間を味わうたのしいスパイス絵本』などがある。
それでは、ここからは『スパイス・マトリックス』の内容を抜粋して紹介していこう。
Chapter1で「スパイスの全体像」を掴み、Chapter2では「約90種のスパイスが持つ特性と食材との組み合わせ方」をオリジナルレシピとともに学ぶ。
そして、Chapter3は「世界での使われ方」や、世界に広がるスパイスの世界を知り、スパイスを自由に扱うための道標となる。
同書の新しさで特筆すべきは、スパイスを料理で「使うこと」を重視したグルーピング。また、スパイスの調理上の特性のグラフ化、香りのバランスチャートや図説などが挙げられるだろう。
スパイスをロジカルに、かつ視覚的に解説することで、読者はグラフを見ながら簡単に理解できる。スパイス全体を俯瞰で見て、大まかな特徴を掴み、それを使いたいスパイスに落とし込み、レシピも参考にできるため、スパイス使いの応用力が身に付くのだ。
さらに、食材を最大限に活かすスパイスの使い方もたっぷり掲載。正しいスパイスの使い方をすれば、料理は必ず美味しくなるという事実を読者に理解してもらうため、スパイスの形状・スパイスの香りと風味を軸にした料理例や調理例とともに、114の詳しいレシピをカラー写真で収録する。
料理を上手にできることが、大人の男の条件の一つともされる昨今。『スパイス・マトリックス』を参考にスパイスを駆使し、料理上手にさらなる磨きをかけてみてはいかがだろう。
スパイス・マトリックス
著者:日沼 紀子
判型:B5判
ページ数:272ページ
定価:4,950円(税込)
発売日:2月13日(火)
販売公式サイト:https://www.seibundo-shinkosha.net/book/cooking/85249/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001550.000012109.html
(高野晃彰)