関戸勇氏の写真展「色菜色果(しきさいいろか)」が開催。野菜と果物に魔法の光を纏わせる写真家の世界観

東京・銀座のギャラリー・ART FOR THOUGHT(アートフォーソート)にて、「関戸勇写真展 色菜色果(しきさいいろか)」を2月1日(木)~10日(土)の期間、開催する。

野菜と果物に魔法の光を纏わせる写真家・関戸勇氏による写真展へ足を運んでみてはどうだろう。

関戸勇氏プロフィール

関戸勇氏は、1946年福岡県八幡市(現、北九州市)生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。岩波映画製作所の写真部で23年間勤務した後、フリーカメラマンとなり現在に至る。

著書には、写真集『鎌倉の森・台峯』(岩波書店)、『雲の写真集 もくもく東京湾』(岩波書店)がある。共著書は、『つくる、たべる、昔野菜』(新潮社)、『日本で初めてのハーブ農園 天然香料の力』(彩流社)、『鎌倉 感じる&わかるガイド』(岩波書店)、『みんなで実験 楽しく科学あそび(12巻)』(偕成社)、『武市の夢の庭』(小学館)、『アイヌ式エコロジー生活』(小学館)、『オールドローズ花図譜』(小学館)、『中国料理大全(5巻)』(小学館)など多数。

また、岩波書店『広辞苑』電子版(DVD-ROM版)第5版~第6版のフォトプロデューサーとして5000枚の写真の撮影・編集に携わる。

野菜と果物に魔法の光を纏わせる写真家

野菜と果物に魔法の光を纏わせる写真家、関戸勇氏。

「絵画的な作品にしたかった」と語る同氏の作品は、その言葉通り写実的な色合いと光沢感のあるプリントを避け、幻想的なアングルと色彩、そしてプリント紙のテクスチャーによって“絵画的”な野菜へと結実されている。

現実と作品、絵画的と写真的の行き来を楽しみながら、幻想的な色彩とアレンジで表現された作品世界を、新鮮なうちに堪能して欲しい。

12年目を迎えた東京・銀座のギャラリー

「ART FOR THOUGHT」は、2011年にスタートし12年目を迎えた東京・銀座のギャラリー。2023年7月にリニューアル・オープンし、ギャラリースペースとECページを拡充。より多くの人に、鑑賞体験と作品購入の機会を提供している。

銀座を訪れる際は、同展で関戸勇氏の作り出す世界観を楽しんでみてはどうだろう。

「関戸勇写真展 色菜色果」
会期:2月1日(木)~10日(土)11:00~19:00
※2月4日(日)・5日(月)休廊、土曜日は17:00まで。2月3日(土)15:00~16:30に作家同席のレセプションを行う。
会場:ART FOR THOUGHT
所在地:東京都中央区銀座8-10-4 和孝銀座8丁目ビル1階
公式サイト:https://artforthought.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000124243.html

(角谷良平)

※キュレーション:田尾圭一郎氏