イタリアンモダンな空間と日本美術が融合。「B&B Italia Tokyo」で浮世絵19点の展示販売会が開催

伊藤若冲の掛軸をはじめ、歌川広重、歌川国芳、喜多川歌麿などの浮世絵19点の特別販売会が、2月1日(木)から6日(火)まで「B&B Italia Tokyo」にて開催される。

由緒ある江戸美術を、家具選びと同様の感覚・価格帯で手に入れられる貴重な機会だ。

安藤(歌川)広重 東海道五十三次ノ内 蒲原

安藤(歌川)広重 東海道五十三次ノ内 蒲原

江戸時代の庶民の文化を映し出した“浮世絵”

浮世絵の題材は数多い。しかし、美人画・役者絵・名所絵といったいずれもが、当時の庶民の“今”を反映しているという点では共通している。

浮世とは、つまり“現世”のこと。過去でも未来でもない“今”であり、幕府から悪所とされた遊里や庶民の流行こそ、浮世絵の中心題材だった。

それまで芸術文化を担っていたのは特権階級ばかりだったが、江戸時代になり日本の歴史上初めて町人が芸術文化の担い手となる。これはまさに、アートのイノベーションと呼べるだろう。

現在においては、浮世絵は当時の人々の文化を伝える歴史資料としても活用されている。

歌川國芳 水滸伝豪傑百八人之一人

歌川國芳 水滸伝豪傑百八人之一人

インテリアとして浮世絵を楽しむ

明治以降、日本ではグローバル化が急速に進んだ。それにともない、ライフスタイル、住空間のあり方も変化している。

日本人は「浮世絵をはじめとする日本のアートは和室と相性がいい」と決め込みがちだ。しかしいざ海外に行くと、日本のアートが欧米諸国の住空間に少なからず影響を及ぼしていることに気がつく。

今回、「B&B Italia Tokyo」で取り扱う浮世絵は、海外でも人気がある極彩色のものばかり。特に希少価値の高い若冲による肉筆の水墨画は、海外に流出することなく国内の一部の美術愛好家内で売買され、300年もの間受け継がれてきた逸品だ。

浮世絵は“日本美術のあるモダンライフスタイル”を提案する「CREATIVE DESIGN OFFICE」の鬼澤孝史氏が監修した額装入りで展示・販売されており、購入後すぐにインテリアとして部屋に飾ることができる。

芳年 藤原保昌月花弄笛図

芳年 藤原保昌月花弄笛図

「B&B Italia Tokyo」のイタリアモダンな空間と、日本を代表する絵師のコラボレーションを楽しみたい。

UKIYOE JAPAN ART特別展示販売会
期間:2月1日(木)〜6日(火)
営業時間:11時~18時
場所:B&B Italia Tokyo
所在地:東京都港区北青山2-5-8 青山OM-SQUARE 1,3F

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000016901.html

(IKKI)