東京ディズニーランド誘致の立役者・堀貞一郎氏にまつわる展示イベントを沖縄で開催

沖縄県内初のミニチュアテーマパーク「Little Universe OKINAWA」を、4月29日(月)に豊見城市にてオープンするリトルユニバース社。

同社が、2月9日(金)から2月29日(木)の期間、同テーマパークにて「没後10年 堀貞一郎 展 〜日本のテーマパークの夜明け〜」を開催する。東京ディズニーランド誘致に尽力した堀貞一郎氏の秘蔵品・文書が公開される貴重な展示イベントに注目したい。

新テーマパークで堀貞一郎氏にまつわる展示を開催

「Little Universe OKINAWA」は、那覇空港から南に車で約20分の場所にある大型商業施設・イーアス沖縄豊崎内に開業する複合型ミニチュアテーマパークで、4月29日(月)にオープンを迎える。

テニスコート13面分相当の面積に、テーマ毎に分かれた80分の1スケールのミニチュアが広がる空間で、首里城を中心に18世紀の沖縄を舞台とした琉球王朝エリアや、日本を代表する有名アニメ作品のエリアなどを展示するという。

そんな同テーマパークでは開業に先立ち、東京ディズニーランド誘致の立役者といわれる堀貞一郎氏にまつわる「没後10年 堀貞一郎 展 〜日本のテーマパークの夜明け〜」を開催する。

堀氏は、1963年の東京オリンピック、1970年の大阪万国博覧会などで企画プロデュースを担当。1972年にオリエンタルランド常務取締役レジャー事業本部長に就任し、東京ディズニーランドの総合プロデューサーとして誘致、立ち上げに携わった人物だ。

同展示イベントは、第1展示室における「内緒の空間」と、第2展示室の「思い出の空間」で構成される。

「内緒の空間」には、堀氏の音声が流れ、1970年代〜1980年代の同氏の足跡をたどる上で重要な資料を展示。

また、「思い出の空間」では、1970年代〜1980年代にかけて同氏が収集した資料や編集した『余暇通信』、作成したスライド・陶芸作品などを展示する。

1983年に開業した東京ディズニーランドは、40年経った現在でも押しも押されもせぬ大人気のテーマパークだ。日本のテーマパーク史は、その後に続いた東京ディズニーシー、ユニバーサルスタジオジャパンなどに引き継がれていった。

そんな東京ディズニーランドの誘致に尽力した堀貞一郎氏の功績を、沖縄の新たなテーマパークで知る「知の旅」に出かけてみては。

没後10年 堀貞一郎 展 〜日本のテーマパークの夜明け〜
会期:2月9日(金)〜2月29日(木) ※火曜日休館
時間:11時~17時
会場:Little Universe OKINAWA
所在地:沖縄県豊見城市豊崎3-35イーアス沖縄豊崎アクアリウム棟3階
入場料:一般15,000円(税込)※Little Universe OKINAWAのプレイベントチケット代金を含む
公式サイト:http://themesalon.org/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000134535.html

(高野晃彰)

※第1展示室は写真・動画の撮影や録音、インターネットへの発信は禁止
※第2展示室は写真・動画の撮影や録音、インターネットへの発信は自由