2023年もいよいよ終わりに近づいている。
コロナ禍も少しずつ落ち着きを見せる今、「来年こそは海外旅行を楽しみたい」と考える人もいるだろう。魅力的な旅先はさまざまあるが、その中でも注目を集めているのが中国の深圳(しんせん)だ。
今回の記事では、まだあまり知られていない深圳の魅力や、2024年に企画されているイベントなどについて紹介したい。
自然と文化が融合する街・深圳の魅力に迫る
深圳は、豊かな自然に囲まれた環境、そしてその中で発展する都市における文化活動の両方で知られている。まずは、深圳の自然環境の魅力から紹介しよう。
深圳は約2000平方キロメートルの土地に、山や海、川など多くの自然を有している。2022年には「唐郎山・大沙河・深圳湾回廊」が誕生。川・海・都市を便利に行き来できるようになったほか、2023年末には全長200キロメートルにも及ぶハイキングコース「昆鵬歩道」も開通した。
湿地資源も豊富で、「福田マングローブ自然保護区」「福田マングローブ生態公園」「西湾マングローブ湿地公園」は、山と海の間の都市である深圳を象徴する重要なスポットとなっている。
アートと音楽でエキサイティングな冬を
また、深圳は都市としても十分に発展を遂げており、文化活動への関心も高い。
深圳では年末から2024年2月下旬にかけて、150を超えるアートイベントを企画。200以上のパフォーマンス、40以上の展示会、100以上の野外文化活動が行われるというから驚きだ。
音楽活動も盛んで、元旦前後には9カ国から有名なオーケストラメンバーが集結し、深圳交響楽団などの国内オーケストラと25回にもわたってニューイヤーコンサートを開催する。また、春節期間中には、深圳歌劇院が編曲・上演した舞踊劇「春詠」が市民の協力のもと上演される。
歴史ある建築物にも注目したい。深圳は、「南投古城」「大鵬汕城」「甘坑古城」といったかつての文化を知れる名所の発掘・保護に力を入れている。
その一方で、「大万石樹」「蛇口海上世界」「OCTイノベーションブロック」など、特徴的な文化ブロックも建設。数多くのイベントを実施し、賑わいを創出している。
冬でも暖かく、レジャーや休暇旅行にうってつけの深圳。冬から春までの期間に海外旅行を検討している人は、選択肢の一つに加えてみてはいかがだろうか。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000135182.html
(IKKI)