「BIG JOHN(ビッグジョン)」は純国産Jeans製造販売50周年を記念して、第2弾となる「50周年バナーデニムジャケット&パンツ」を数量限定で販売中だ。
一度見たら忘れらないデザインと、同ブランドが追求するQuality ComesFirstの精神が詰まったマスターピースをチェックしてほしい。
国産ジーンズのパイオニア
ビッグジョン社は1960年代より米国から仕入れたジーンズを洗い、小売店に卸しを行っていた。かねてよりジーンズの国産化を思案していたが、1973年に倉敷紡績との協業でのデニム生地開発に成功し、国産ジーンズの歴史が幕を開けた。
そしてジーンズが若者の象徴として一般の人々の手に広まるころ、Jeans Shopと呼ばれた街のジーパン屋には、各社のロゴに加えスピリットやシグネチャーなアイコンを模した「DENIM BANNER(デニムバナー)」を配布、掲出していた。
新店舗をオープンするたびに、各メーカーは協賛品としてさまざまな販促物を提供した。サイネージPOP、のぼり、フィギアそしてその中に「デニムバナー」があった。店の一番目立つ場所に自社のバナーを貼れるかどうかは、メーカーの営業と小売店との間柄が伺えるとても重要な販促物だったそうだ。近年店頭で見かけることは少なくなってきたが、カルチャーの一部として再注目を集めている。
「デニムバナー」を使ったジャケットとパンツを発売
50周年企画にふさわしい特別企画として何か発表できないかと思案の結果、「デニムバナー」を使ったジャケットとパンツの発売に至ったという。
生地にはKURABOU 14OZ SELVAGE DENIMを使用。手刷りによるプリントを京都の手捺染工場にて行っている。一枚一色ずつ手作業で丁寧に染められているほか、どのサイズのジャケット、パンツを着用してもデザインが一番カッコよく見えるよう裁断を考慮した、きめの細かい手染め作業を行っているのが特徴。
地図のようなモチーフに大きなベースボールロゴ
地図のようなモチーフに大きなベースボールロゴをあしらった象徴的なデザインは、同ブランドが世界中の人々に愛されるジーンズを提供するという、創業以来の普遍のテーマを表している。
シリアルナンバーは刺繍
また、当時の雰囲気を伝えるために8番手の太い糸で縫製をし、昔ながらのベーシックな縫製にもこだわった。使用している同ブランドロゴは、かつての商品に使われていた懐かしいロゴで統一している。そしてシリアルナンバーは刺繍で1本ずつ施す手の加えようだ。
担当プランナーコメント
同商品の主幹担当であるプランナーの木村氏は、次のように述べている。
「(前略)先日17OZのジーンズが発売されましたが、東京の営業にバナーはないのか?と言われたんです。
改めて大事にしている文化なんだと、思い出させてくれました。そうやって50年間ブランドが続いてきた。その象徴こそがデニムバナーです。今回の歴史的な企画でどうしてもデニムバナーは外せませんでした。
そこに落とし込むデザインにこれまで培ったスピリットや先輩方の想いを詰め込む、最後に社是であるQuality Comes Firstの精神も忘れず作成したので、手捺染や裁断、縫製、刺繍とかなり細かい所までかなり突き詰めた為、発表まで時間が掛かってしまった」
また、改めて日本デニムを支える職人達の技術を間のあたりにし、込み上げるものがあったという。
同商品は、BIG JOHN直営店である児島本店(岡山倉敷児島)、東京店(目黒区祐天寺)、大阪店(心斎橋南船場)と公式サイトにて販売中だ。
デニムコレクターなら入手しておきたいアイテムであることは間違いない。
M6001SP 50周年BANNER DENIM JACKET
SIZE:S/M/L/XL
価格:¥132,000(税込)
M1002SP 50周年BANNER DENIM REGULAR FIT
SIZE:28/30/32/34/36/38
価格:¥111,000(税込)
共通:リジット(未洗い)、全て刺繍によるシリアルナンバー入り、限定デニムクラッチバック付き、各50着限定
公式サイト:https://bigjohn.co.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000134720.html
(角谷良平)