日本の伝統的な祭りの新たな価値を見出す。キヤノンギャラリー50周年記念企画展・奇想民俗博物館「まつりと」

キヤノンマーケティングジャパンは、全国3か所に展開するキヤノンギャラリーにて、来年1月20日(土)より、企画展・奇想民俗博物館「まつりと」を順次開催する。

同展は、キヤノンギャラリーが、今年2月に50周年を迎えたことを記念する企画展となる。

キヤノンギャラリー開設50周年を記念した企画展

奇想民俗博物館「まつりと」は、キヤノンマーケティングジャパンが全国各地の伝統的な祭りを伝承していくことを目的として立ち上げた、日本のまつり探検プロジェクト「まつりと」による企画展だ。

同展は、キヤノンギャラリーが、今年2月に開設50周年を迎えたことを記念して開催する「キヤノンギャラリー50周年企画展」の第6弾で、東京品川のキヤノンギャラリー Sのほか、キヤノンギャラリー銀座、キヤノンギャラリー大阪の3拠点で順次開催を実施。

拠点ごとに異なるテーマで開催し、品川は「森羅万象に宿る神々」、銀座では「祈り、舞い、祝う人々」、大阪では「小さな村の不思議な祭り」をテーマにした作品を展示する。

いずれも「まつりと」プロジェクトメンバーが、実際に訪れた全国150以上の祭りを主な題材にしており、日本の伝統的な祭りの、現代における新たな価値を見出そうとする試みだ。

祭りの現場での「不思議」や「驚き」をもとに構成した、まるで民俗博物館のような展示を楽しみたい。

キヤノンギャラリー Sのテーマは「森羅万象に宿る神々」

キヤノンギャラリー Sでは「森羅万象に宿る神々」をテーマに、日本各地に伝わる様々な神・鬼をはじめ、神々とコミュニケーションするために行われる神事、神々の乗り物である神輿や曳山を撮影した作品を展示。

さらに、キヤノンフォトコレクション収蔵作品より、日本を代表する民俗写真家・芳賀日出男氏による作品「日本の民俗」や、秋田県の人形道祖神の実物も展示する。

キヤノンギャラリー銀座のテーマは「祈り、舞い、祝う人々」

銀座では「祈り、舞い、祝う人々」をテーマに、様々な祈りのかたちや、歴史に根ざした神楽や盆踊り、獅子舞などの様子。また、祭りを祝い・喜び・笑い・熱中する人々の姿や感情を写し撮った作品を展示する。

キヤノンギャラリー大阪のテーマは「小さな村の不思議な祭り」

大阪では「小さな村の不思議な祭り」をテーマに、山村や離島で伝承されてきた不思議な祭りに焦点をあてる。そこに伝わる不思議な姿をしている神様や、独特の衣装、舞踊、儀礼など、都市部から離れた地域に残る文化の多様性と豊かさを写し撮った作品を展示する。

風土や歴史に育まれた多種多様な祭り。それらは懐かしいというよりも、新しい感動であり、今に活きる学びの宝庫でもある。奇想民俗博物館「まつりと」に展示する写真から、祭りの中に潜む、日本文化や芸術の源流を探ってみては。

キヤノンギャラリー50周年企画展 奇想民俗博物館「まつりと」
開催場所:キヤノンギャラリー S (品川)・キヤノンギャラリー銀座・キヤノンギャラリー大阪
所在地:Sは東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1F、銀座は東京都中央区銀座3-9-7、大阪は大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト1
開催日:Sは2024年1月20日(土)~3月4日(月)、銀座・大阪は2024年2月20日(火)~3月2日(土)
開催時間:Sは10時~17時30分、銀座は10時30分~18時30分、大阪は 10時~18時
入場料:無料
公式サイト:https://canon.jp/personal/experience/gallery

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001048.000013943.html

(高野晃彰)