イベリア・ヒストリック・エンデュランスの公式タイムキーパーであるスイスメイドウォッチ「クエルボ・イ・ソブリノス」から、ヒストリアドール・ヒストリック・エンデュランスと名付けられた限定クロノグラフが発売。このモデルは、ブリティッシュ・レーシング・グリーンの文字盤に、モータースポーツの代名詞であるシルバーのカウンターを配したバイコンパックス仕様が特徴だ。
イベリア・ヒストリック・エンデュランスの舞台裏を照らす限定モデル
「クエルボ・イ・ソブリノス」は、ヨーロッパを代表するサーキットで開催される一連のレース、イベリア・ヒストリック・エンデュランスの公式タイムキーパーを務めている。クエルボ・イ・ソブリノスでは、各コンペティションのパフォーマンス・インデックスの勝者に、特別なパーソナル・ウォッチを贈呈している。
そして今回紹介するのは、イベリア・ヒストリック・エンデュランスとのパートナーシップを記念して、クロノグラフの製造で豊富な経験を持つクエルボ・イ・ソブリノスが製作した、バイコンパックスの限定モデル「ヒストリアドール ヒストリック・エンデュランス」である。
タキメーターやパンチング・カーフなど、細部へのこだわり
ツインカウンターのデザインは、このモデルのシンメトリーで調和の取れた外観とヴィンテージ風のスタイルに一役買っている。文字盤はブリティッシュ・レーシング・グリーンで統一され、シルバーのカウンターがそれを引き立てている。
ダイヤルは、選び抜かれた繊細なディテールで彩られている。時針と分針、そして3時位置のスモールセコンド針はすべてリーフ型のシルバーだが、30分積算計の針はブラックで表示され、三角形の先端が際立つ仕様。タキメータースケールはブラックで、視認性を高めている。ポルトガル語とスペイン語でタキメーターを意味する「Taquimetro」は、歴史的レースの起源に敬意を表したものだ。
直径40mmのステンレススティール製ケースは、現代のテイストにマッチ。ケースバックはねじ込み式で、自動巻きキャリバーCYS 8129を眺めることができるサファイアクリスタルを採用した。クリスタルには「Historic Endurance」のオフィシャルロゴと「76」(限定生産数)の数字があしらわれている。
グリーンのステッチが施されたブラックのドライビング・スタイルのパンチング・カーフのストラップのパーフォレーション加工は、往年の伝統的なレーシング・グローブを想起させる。
イベリア・ヒストリック・エンデュランスは、参加車両の年式によって5つのカテゴリーに分類されるクラシックカーで構成。H-1976カテゴリーは、1972年1月1日から1976年12月31日までの最も若い車両に適用されており、「ヒストリアドール ヒストリック・エンデュランス」は、シリーズに参加する最も若いクルマにちなみ、76台の限定生産、オリジナルのキーホルダーが付属しているのもファンにはうれしい。
限定生産ならではの貴重さが、モータースポーツの歴史とクエルボ・イ・ソブリノスの傑作への敬意を称えた一本となることだろう。
クエルボ・イ・ソブリノス公式サイト:https://cuervoysobrinos-japan.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000116157.html
(akihiro takeji)