アイルランドのクロナキルティ蒸留所の樽を使用したエール「After Nine(アフターナイン)」誕生

ウイスキーの豊かな香りをビールの中で楽しむ。

協同商事コエドブルワリー(以下、コエドブルワリー)が、アイルランドのクロナキルティ蒸留所とコラボレーション。バレルエイジドストロングアンバーエール「After Nine(アフターナイン)」をコエドブルワリー公式通販サイトや全国の酒販店・飲食店から発売した。

バレル由来の芳醇な香りが楽しめる「After Nine」

「After Nine」は、前述の通り、コエドブルワリーとクロナキルティ蒸留所のコラボレーションにより誕生した商品。

コエドブルワリーの原点であるさつま芋紅赤を原料に用いたアンバーエールを、ウイスキーの熟成に使用したラムバレルで1.5か月熟成。こうすることで、バレル由来の複雑なアロマをエールに加えるとともに、トロっとした飲み口を味わえる一杯に仕上げた。

上質なアイリッシュウイスキーを生み出すクロナキルティ蒸留所

クロナキルティ蒸留所は、2018年にアイルランド・コーク州南部のクロナキルティに設立された蒸留所で、2019年からニューメイクスピリッツの蒸留を行っている。

設立者は、現地で9世代にわたり農場を営んできたスカリー(Scully)家。彼らは自家と近隣の農場で生産された大麦を原料にシングルポットスチルウイスキーを開発。サステナブルな生産活動に準じている。

今回のコラボレーションについて、在日本アイルランド大使館の駐日アイルランド大使であるダミアン・コール氏もコメントを発表した。

「今回、アイルランドのウィスキー業界を牽引する『クロナキルティ蒸溜所』と埼玉から世界へサステナブルなクラフトビールを発信する『コエドブルワリー』のコラボレーションを発表できることを大変嬉しく思います。

このコラボレーション・ビールの発売は、アイリッシュ・クラフトウイスキーの専門知識と日本の卓越した醸造技術を掛け合わせたユニークなパートナーシップの始まりと呼べるでしょう。

このプロジェクトを通して、両社の品質や新たなビジネスへの挑戦に対する追求心だけでなく、企業を超えた、アイルランドと日本という2カ国のさらなる発展を遂げるきっかけに繋がると考えております」(後略)

アイルランドのクロナキルティ蒸留所のバレルを利用したエール「After Nine」。きっと日本のビール好き・ウイスキー好きを満足させてくれるに違いない。

COEDO×CLONAKILRY “After Nine”
ビアスタイル:バレルエイジドストロングアンバーエール
品目:発泡酒(麦芽使用率50%以上)
原材料名:麦芽(外国製造)、糖類、オーツ麦、さつま芋、ホップ
アルコール分:14%
内容量:333ml
商品ページ:https://coedobrewery.com/products/after-nine?variant=44245820637441

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000060962.html

(IKKI)