【まとめ】新機能が続々登場!通勤やアウトドアに快適・便利な最新電動アシスト自転車5選

AI搭載から折りたためる商品まで、便利な機能が続々と生まれている電動アシスト自転車。国内メーカーから海外ブランドまで網羅した最新製品を5つ紹介したい。

目次
通勤から観光まで、高評価を受けたパナソニックの新商品
AI搭載の新時代スマートバイク、自動で滑らかな走りを実現
折りたたみ式でコンパクトに、機能性も抜群の電動自転車
今冬販売開始、パーツメーカー製作の高品質の電動バイク
ドイツ発祥のブランドが日本に上陸、環境に配慮した機能性

通勤から観光まで、高評価を受けたパナソニックの新商品

パナソニック サイクルテックは、7月に新製品「XEALT S5」を発売した。スポーツユーティリティーバイクとして位置付けられており、通勤から観光地巡りまで幅広い場面で活躍できる製品だ。

自転車は近年、通勤だけでなく街を巡るポタリングやサイクルイベントへの参加など、様々なシーンで利用されるようになってきた。加えて電動アシスト自転車の普及により、年齢や性別、体力差などに関係なく楽しめるアクティビティとなりつつある。

こうした背景を受けて開発された「XEALT S5」は、390ミリと440ミリの2つのフレームサイズが用意され、27.5型ホイールなどを採用したことで、広い層のユーザーに合うよう設計されている。

また、郊外の急坂でもパワフルなアシストが可能な新たなドライブユニットを搭載。大容量バッテリーをフレームに一体化させ、アルミ製のフルドロヨケを装備したことで、雨上がり後の路面状況でも安心して走行することができる。

ブルートゥース対応の液晶ディスプレイスイッチとスマートフォンを連動させ、簡易ナビゲーションも可能。デイキャンプなどのアウトドアに最適なパニアバッグもオプションで取り付けられる。

「XEALT S5」は、今年度の「グッドデザイン賞」も受賞し、そのデザインと機能が高く評価された。あらゆる状況で自転車を楽しみたい人に理想的な自転車と言えるだろう。

XEALT S5
価格:368,000円(税込)
商品詳細ページ:https://news.panasonic.com/jp/press/jn230412-1?_gl=1*57qzh7*_ga*NjQ3MzIwNDI1LjE3MDA3ODY3Mzc.*_ga_K78QDTE73S*MTcwMDc4Njc1Mi4xLjEuMTcwMDc4Njc1Ni41Ni4wLjA.

AI搭載の新時代スマートバイク、自動で滑らかな走りを実現

BESV JAPANが手がける新しいスマートバイクブランド「SMALO(スマーロ)」が、7月に発売された。この新ブランドは、高いデザイン性と走行性を誇る同社の次世代プレミアムe-Bike「BESV(ベスビー)」のDNAを引き継ぎつつ、AI機能を搭載するなど新技術を採用した。

「SMALO」は、「BESV」のアシスト制御のスマートアシストに加えて、新技術であるオートマチック7段変速機を備えている。この自動変速機は、スピードセンサー、トルクセンサー、RPMセンサーから最適なギアを選択し、滑らかな走りを実現してくれる。

加えて、AIが自動的に最適なアシスト出力とギア選択を判断する「AI Driving System」を搭載しており、走行状況に応じたストレスのないサポートをしてくれる。

また、「VCU(Vehicle Control Unit)」というシステムによってBluetooth、GPS、4G通信機能などのIoT技術を組み合わせ、専用のアプリを介してバッテリー残量や位置情報の確認、盗難時の追跡、ロックの自動解錠、自転車の状況把握なども可能となっている。

バッテリーは504ワットアワーの大容量で、フレーム内に完全に格納。充電時間は0~80%までが約2時間半、0~100%までが約3.6時間となっている。

「SMALO」は、最先端の技術を駆使したスマートバイクとして、ユーザーに快適で安全な移動体験をもたらしてくれるだろう。

SMALO LX2
価格:448,000円(税込)
商品詳細ページ:https://besv.jp/news/202304-10310/

折りたたみ式でコンパクトに、機能性も抜群の電動自転車

MOVEが誇る新商品「MOVE XS」が、2022年から販売されている。この折りたたみ式電動アシスト自転車は、コンパクトで小柄な方でも快適に利用できるようデザインされている。

同社はE-Bike専門のブランドで、「MOVE FORWARD」をミッションに掲げ、感動の移動体験、スタイリッシュでシンプルなデザイン、そして誠実なブランドを基本理念として自転車を開発している。

その中でも「MOVE XS」は、「もっと、軽やかに。もっと、カジュアルに。」というコンセプトの下に生まれた。次世代E-Bike「MOVE X」の進化版として位置づけられており、この自転車は、街や海、山、川など、あらゆるシーンで活躍できるよう設計されている。

「MOVE XS」の特長である折りたたみ式は3ステップでできる簡単仕様で、最大80キロのアシスト走行が可能。シマノ製7段階ギア、350ワットの強力モーターなど、機能性と乗りやすさを兼ね備えた。デザインにもこだわり、街の視線を引くスタイリッシュな外観となっている。

小柄な人も乗りやすいコンパクトな設計に加え、折りたたみ機能もあるため楽に持ち運びが可能。悪路でも安定した走行を実現する4インチの極太ファットタイヤが、さまざまな地形に対応してくれる。

折りたたみ式という革新的な商品となった「MOVE XS」は、単なる乗り物ではなく、ライフスタイルをより豊かにしてくれるだろう。

MOVE XS
価格:328,000円(税込)
商品詳細ページ:https://move-ebike.co.jp/products/move-xs

今冬販売開始、パーツメーカー製作の高品質の電動バイク

デイトナが今冬、電動アシスト自転車の新製品「DE04」の販売を始める。この商品は同社が4年ぶりに送り出す新型車であり、その斬新なデザインと優れた機能性が注目されている。

同社は「バイク文化を創造する」というコンセプトの下、バイクのカスタムパーツや用品の企画、開発、販売を手がけ、その高品質な製品で国内外から支持を得ているオートバイアフターパーツメーカーだ。バイク文化に新たな価値をもたらしてきた同社が開発した「DE04」も、そのコンセプトをしっかりと引き継いでいる商品となっている。

「ちょこっと アウトドア」をコンセプトに開発された「DE04」は、トラディショナルなミキストフレームを取り入れつつ、サイドビューに3インチタイヤを組み合わせたアウトドアスタイルが特徴だ。このデザインの同社製品の中でも最高の走破性を誇り、独自の「リンクル」塗装により、タフで印象的な外観を実現している。

フェンダーは標準装備で、20インチのタイヤサイズとなっており、155~185センチまでの身長の人が使用できるよう考慮された設計となっている。リンクルグリーン、リンクルレッド、リンクルイエロー、リンクルサファリの4色から選べるカラーバリエーションは、デイトナらしい斬新なスタイリングを楽しむことができる。

「DE04」は、デイトナモビリティの取り扱い店舗を通じて、先行受注が可能だ。高品質な商品を求めている人は早めにチェックしてみてはいかが。

DE04
価格:239,800円(税込)
商品詳細ページ:https://mobility.daytona.co.jp/i/51965

ドイツ発祥のブランドが日本に上陸、環境に配慮した機能性

ドイツ発祥のE-BIKEブランド、「URBAN DRIVESTYLE(アーバンドライブスタイル)」が、4月から日本に上陸した。同ブランドの製品はTLVアドバンスが取り扱っており、そのクールなデザインと環境に配慮した機能性が高評価を得ている。

ドイツでは、石油や電力に対する課税する環境税の導入や、電力事業者に再生可能エネルギーの買い取りを義務付けるなど、環境に優しい施策が展開されている。こうした背景から2016年に誕生した「URBAN DRIVESTYLE」のE-BIKEは、電気エネルギーで走行する仕様で二酸化炭素を排出しないため、サスティナブルな次世代モビリティーとして注目を集めている。

特に「Unimoke MK(ユニモーク MK)」は、クラシックバイク型でありながらロングシートというデザインが特徴的だ。そのスタイリッシュさから、同ブランドの中でも絶大な人気を誇るという。

「Unimoke MK」の車体重量は35キロ。クロムモリブデン鋼製フレームは堅牢で、最大150キロまで積載が可能だ。身長155~190センチの幅広いユーザーに対応し、最長航続時間は60キロにも達する。

装備も充実しており、シマノ製7段変速機、5段階アシストモード、500ワットモーター、パナソニック製リチウムイオンバッテリーなど、最新のテクノロジーが投入されている。充電アダプターも日本PSE適合となっており、安心して利用することができる。

サスティナブルで洗練されたデザインの「Unimoke MK」は、都会のライフスタイルに合ったバイクとして今後もユーザーから高い支持を集めていくだろう。

Unimoke MK
価格:495,000円(税込)
商品詳細ページ:https://urbandrivestyle.jp/

個性あふれる製品が続々と登場する中で、電動アシスト自転車市場はますます活況を見せてくれるだろう。この記事を参考に、デザインや機能性など好みにマッチした逸品を見つけてみてほしい。

(永井瑞穂)