【まとめ】“リュック好き”必見のおすすめバックパック10選。通勤や休日も使えるアイテムから、アウトドア向けのアイテムまで紹介

通勤でも休日のアクティビティでも、使い勝手が良いバックパック。今回は最新商品の中から、ビジネス向けのバックパック5点と、アウトドア向けのバックパック5点を紹介する。

目次
カジュアル性と機能性がマッチ、定番「ace.」の新リュック
ミズノと洋服の青山がコラボ、スポーツ技術導入のリュック
グッドデザイン賞を受賞、快適さを追及したバックパック
シンプルなデザインに抜群な機能性、リュックに新たな価値
通勤時に便利な高い機能性、前持ちに特化したリュック
山旅での快適さを追求、GREGORYが誇るロングセラーの新モデル
アウトドアブランドの新商品、仕事でも使えるバックパック
水遊び好きな人向けのバックパック、HELLY HANSENの新コレクション
軽量化を徹底的に追及、最新技術を駆使したULバックパック
最新素材と洗練されたデザインが魅力、次世代バックパック

<ビジネス向けバックパック>

カジュアル性と機能性がマッチ、定番「ace.」の新リュック

バッグメーカー「ace.」を手掛けるエースは8月、オンオフ兼用の出張バッグ「コンビクルーザー」を発売した。新型コロナウイルス禍からの回復で出張需要が戻りつつある中で、ビジネスファッションのカジュアル化という新しいスタイルにマッチする商品となっている。

2色展開。左からブラック、グレー

特長は、軽量でありながらも耐久性に優れ、衝撃を和らげる「EVA樹脂」が使用されている点だ。デザインにはこなれ感のある杢調生地が取り入れられ、程よいカジュアル感を演出している。

また、バッグには「2気室構造」を採用。これにより、衣類とビジネスツールを分けて収納でき、使い勝手が向上する。加えて「EVA成形ポケット」が衝撃を緩衝し、中身を保護してくれる。

さらに、抗ウイルス・抗菌加工生地を使用した「バーテクトポケット」も搭載。リュックはフルオープン仕様となっており、荷物のパッキングがしやすい点も魅力だ。

洗練されたデザインと優れた機能性が融合した「コンビクルーザー」は、現代のビジネスパーソンの良きパートナーとなるだろう。

コンビクルーザー
価格:リュック大/34,100円(税込)
商品詳細ページ:https://store.ace.jp/shop/g/g34032-01/

ミズノと洋服の青山がコラボ、スポーツ技術導入のリュック

スポーツメーカーのミズノとスーツメーカーの青山商事は6月、共同企画で新しいビジネス用バックパック「SPLIT-STRAP BIZ 3WAY BAG」を発売した。

変動可能なマチ幅の拡張機能を備えており、収納力は最大約27リットル。衣類やビジネスツールの携行など様々なシーンで対応が可能だ。

耐久性ではコーデュラポリエステルと呼ばれる素材を使用しているため傷がつきにくく、撥水性もあるため急な雨にも対応できる仕様となっている。

ショルダーベルトには、ミズノがスポーツ用バッグに搭載し、特許を取得している「SPLIT-STRAP(スプリットストラップ)」を採用。

「SPLIT-STRAP(スプリットストラップ)」により、左右に分割されたクッションが荷重を分散し、肩への負担を軽減。通気性のあるメッシュ素材なので、快適な装着感も魅力だ。

スポーツバッグの技術を取り入れ、機能性や使い勝手の良さを向上させた「SPLIT-STRAP BIZ 3WAY BAG」は、出張などあらゆるビジネスシーンで頼りになる相棒として期待されるだろう。

SPLIT-STRAP BIZ 3WAY BAG
価格:15,290円(税込)
商品詳細ページ:https://www.y-aoyama.jp/products/detail.php?product_id=75473&hot=on&pageno=1&display_type=&position_no=

グッドデザイン賞を受賞、快適さを追及したバックパック

富士通ゼネラルは今年、クーラー搭載のリュック「コンディショニングバックパック」を発売した。メーカー独自の冷却システムで背中を冷やし、通勤時の汗を軽減する商品となっており、2023年度のグッドデザイン賞を受賞している。

本製品は、富士通ゼネラルの最新技術「蓄冷熱交換技術」を搭載。あらかじめ凍らせた保冷剤の熱を、冷却シートを通して均一に背中に伝える仕組みとなっており、真夏の炎天下でも快適に使えるのが特徴だ。

また、ミズノの“荷重分散技術”「スプリットストラップ」技術により、冷却装置の重さを感じにくし、沢山の荷物を入れても快適な移動が叶う構造となっている。(※ミズノ従来品比較)

また、内部に冷却システムを収めながらも外観を損なわないデザインで、周囲に気兼ねなく使用することができるのも魅力だ。

使い勝手とデザインが高く評価されている「コンディショニングバックパック」は、ビジネスパーソンの日常をより充実させてくれるだろう。

コンディショニングバックパック
価格:39,800円(税込)
商品詳細ページ:https://rental.comodo-gear.com/products/conditioning-backpack

シンプルなデザインに抜群な機能性、リュックに新たな価値

ファッションブランド「KLON(クローン)」の「KLON STORAGE RUCKSACK -VNM- LEATHER」は、無駄な装飾をせず極限までシンプルに仕上げたバックパックとなっている。

スリムでスタイリッシュかつ、機能的な造りで、オンとオフの両方で活躍できるデザインが特徴的だ。

ペットボトルや折りたたみ傘の収納に最適なボトルホルダーは取り外し可能。180度開閉が可能なメイン収納と独立したクッション付きPC用ポケットを備え、使い勝手も抜群だ。

KLON STORAGE RUCKSACK -VNM- LEATHER
価格:24,800円(税込)
商品詳細ページ:https://klonklonklon.com/?pid=164431843

通勤時に便利な高い機能性、前持ちに特化したリュック

サンワサプライは7月、通勤に最適なビジネスリュック「200-BAGBP028BK」を発売した。電車やバス車内での快適な使い心地を実現するために、前持ちに特化したデザインと機能が施されている。

前面と両側面に取り付けられたグリップにより、バッグをスムーズに持ち替えることが可能。電車やバスなどの狭い場所でも使いやすいのが魅力だ。前ポケットがスマホスタンドになっており、前持ちのまま動画を視聴するなどスマートフォンがより使い易いようになっている。

また、外装にはデューロン生地、内装には抗菌・防臭加工が施された生地を使用。天候や外の状況に左右されない耐久性と耐水性もポイントだ。

優れたデザインと高い機能性が融合した「200-BAGBP028BK」は、ビジネスパーソンの快適かつ機能的な通勤をサポートしてくれるだろう。

200-BAGBP028BK
価格:23,800円(税込)
商品詳細ページ:https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/200-BAGBP028BK

<アウトドア向けバックパック>

山旅での快適さを追求、GREGORYが誇るロングセラーの新モデル

GREGORYは、山旅の快適性を追求した新モデルのバックパックを2月から発売した。本製品は、ロングセラーの「ZULU/JADE」シリーズの進化版で、背負い心地と通気性の向上に焦点を当て、アウトドア愛好者やハイカーに向けて設計されたアイテムとなっている。

「ZULU/JADE」は、その体にフィットする背負い心地と優れた通気性で知られ、新モデルもこれらの特長を引き継ぎつつ、アップデートが施されている。注目すべきは背面のメッシュとヒップベルトが一体となった構造を採用した点だろう。

これは、ハイカーの自然な腰回りの動きに合わせて旋回し、パックの荷重をサポートしてくれる。これにより、体型に合わせたフィット感が実現され、滑らかに重い荷物を背負うことができる。特大サイズのポケットも搭載され、スマートフォンなどのアイテムを容易に収納可能だ。

さらに、背面長の調整が可能なメッシュパネルもあり、背中にフィットしつつ抜群の通気性を実現してくれる。環境にも配慮しており、前モデルと比較すると環境負荷が4分の1程度削減されたという。

ラインナップには「ZULU/MENS」と「JADE/WOMENS」があり、各サイズごとに容量や重量が異なる。各モデルには複数のカラーバリエーションが用意されている点も魅力の1つだ。

進化したデザインと先進のテクノロジーを組み合わせたGREGORYの新モデルは、山旅などのアウトドアをより一層楽しませてくれるだろう。

ZULU 30
価格:27,500円(税込)
商品詳細ページ:https://www.gregory.jp/item/detail/ZULU30_L23_1/9976

アウトドアブランドの新商品、仕事でも使えるバックパック

マムートが誇るアウトドアブランドの新たなアーバン・コレクション「From Work To Climb」は、バックパックを含む2023年秋冬コレクションを展開している。このコレクションは、仕事からアクティブな活動までをシームレスに繋ぐライフスタイルを提案する商品をそろえたのが特長だ。

マムートは、スイスで1862年にロープメーカーとして生まれ、昨年で160年を迎えた。アウトドアアパレルとギアの分野で常に革新的な製品を生み出してきた同社の今年のテーマは、「Go Further Together with MAMMUT!」。冒険心あふれる人々を応援するとともに、160年の歴史と伝統を背景にした安全性とイノベーションを追求し続けている。

コレクションで登場した新たなバックパック「Seon Transporter 25」は、「Work」スペースと「Climb」スペースに分かれたコンパートメントを備えている。ショルダーストラップには、登山用にも使われるEVAパッドが使用され、重たい荷物を担いでも疲れにくい仕様となっている。

背面には目の細かいストレッチ生地が使用され、スーツなどとの摩擦を少なくさせ、衣類が痛みにくくさせた。ワークスペースにはノートパソコンやタブレット、電源、書類などを分けて入れることができ、クライムスペースにはシューズや衣類などの収納可能だ。

旅行や出張時でもスーツケース要らずの「Seon Transporter 25」は、魅力的な逸品と言えるだろう。

Seon Transporter 25
価格:22,550円(税込)
商品詳細ページ:https://www.mammut.jp/items/2510-03911

水遊び好きな人向けのバックパック、HELLY HANSENの新コレクション

HELLY HANSENは9月、バックパックを含む最新のコレクション「Traces of Water」の展開を始めた。水遊びを楽しむユーザー向けに開発されたもので、防水テクノロジーを追究しつつ、自然との調和を大切にした革新的なアイテムとなっている。

同社はノルウェーで1877年に誕生したアウトドアブランドだ。今シーズンは特に、アウトドアに川遊びを組み込み、喧騒から離れた環境で癒しを見つける表現を強調している。

特に、新コレクションのバックパック「Jotunheim 35」は、軽量かつ耐久性に優れたロールトップ型で、機能性も充実している。表地には引裂きに強い100デニールのナイロンリップストップを使用し、裏面には耐加水分解に優れるUTSコーティングを施している。

また、軽量化のためフレームはアルミニウムで成形され、背面は通気性のあるパネル構造とした。メインコンパートメントはシンプルな一気室で、大きなスリットポケットも備えている。

フロントとサイドのポケットは水はけの良いメッシュ構造で、雨や水で濡れたものの簡易的な収納が可能。ヒップハーネスにはポケットが配置され、機能性と快適さを両立してくれる。

「Jotunheim 35」の他に、ハイロフトダウンジャケット「Afloat Jacket」やアクティブインサレーションアウター「Respire Warm Jacket」など、さまざまな商品がラインナップされている。

HELLY HANSENの新コレクションは、個々の遊び方を広げ、自然を最大限に楽しむために最適化されたアイテムがそろっていると言えるだろう。

Jotunheim 35
価格:24,200円(税込)
商品詳細ページ:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/HY92360

軽量化を徹底的に追及、最新技術を駆使したULバックパック

トレイルズの新シリーズ「ULTRALIGHT CLASSIC Series」から待望のULバックパックが登場し、予約販売が始まった。新シリーズでは、コンセプトの「Simple × Classic × Super Ultralight」を具現化し、トレイルハイキングの快適性と軽さを極限まで追求。革新的で実験的なデザインとなっている。

同シリーズで登場した「ULTRALIGHT HIKER」は、肩への荷重に焦点を当てたULバックパックだ。容量は30リットル、重さは268グラムで、ハイカーが求める必要十分のスペックを追求した。

特徴的なポイントは、最新素材の「ULTRA200」を使用した点だ。加えてショルダーハーネスの形状、幅、厚み、硬さにミリ単位での試行錯誤が繰り返され、擬似フレームとして機能するネイルペグを備えるなど、背負い心地においては細部にわたり快適さを取り入れた。

その他、ロング・ディスタンス・ハイキングに特化し、腰荷重における重さの分散と追従性を最適に考慮したウエストベルトの設計が特長の「LONG DISTANCE HIKER」なども登場。ユーザーの好むアクティビティに応じたアイテムを展開している。

これらの製品は数量限定の受注生産で、購入すれば2024年2月から順次発送される予定だ。バックパックに軽さや快適性を求めたいハイカーは、「ULTRALIGHT CLASSIC Series」に注目してほしい。

ULTRALIGHT HIKER
価格:44,500円(税込)
商品詳細ページ:https://thetrailsmag.com/store/archives/67738

最新素材と洗練されたデザインが魅力、次世代バックパック

ワーカーズマークは10月、応援購入サービス「Makuake」で次世代バックパック「Ultra Cube」の販売を始めた。最新素材による軽量化と洗練されたデザインが魅力の1つとなっている。

最大の特長は、最新技術を使った生地「ULTRA 200」を使用した点だ。この生地は米チャレンジセイルクロス社が開発し、アウトドア市場で最も先進的とされている。

「ULTRA 200」は摩耗に強く、裂けにくい特性を持ち、バッグの底面補強などにも頻繁に使用されている。軽量素材でもあるため、重量増加を最小限に抑えながらも耐久性を高めてくれる。

さらに、バックパック本体には別の素材「UHMWPE」を使用。これは「Ultra High Molecular Weight Polyethylene」の略であり、超高分子量ポリエチレンとして知られている。この素材は船舶用ロープなどにも広く使用され、直径10ミリで静止荷重7トンにも耐えられる驚異的な強度と、ポリエステルと比べて約20%もの軽量を実現した。

デザイン面でも細部にわたるこだわりが光っており、アウトドアやハイキング、登山など様々なシーンに適応。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色で、スタンダードながらもアウトドアシーンに映え、ロゴも控えめな配置となっている。

「Ultra Cube」は、アウトドア好きや機能性を求めるユーザーにとって魅力的な製品となるだろう。

Ultra Cube
価格:83,200円(税込)※Makuake価格。通常小売価格より35%オフ
公式Instagram:https://www.instagram.com/ultracubejapan/

アウトドアだけでなくビジネスシーンでも、バックパックは欠かせない存在となりつつある。続々と最新商品が登場しているので、自分に合うアイテムを探してみてはいかが。

(永井瑞穂)