スイスの時計ブランド「LOUIS ERARD(ルイ・エラール)」は、Alain Silberstein(アラン・シルベスタイン)氏とのコラボレーションの集大成となるトリプティックを発売する。
トリプティックは、先に発表されたコラボモデル2種類に、同ブランド初となるトゥールビヨンをセットにした3本セットの商品だ。同商品は世界限定78セットで、発売は11月下旬を予定している。
コレクタブルな道を歩む「ルイ・エラール」
時計製造の聖地であるジュラ山脈に拠点を置く「ルイ・エラール」は、1929年にルイ・エラール氏により設立され、スイスの機械式技術と伝統を大切に体現するブランドだ。
同ブランドは、ラグジュアリー、永遠性、そしてエレガンスを融合した機械式時計コレクションを展開し、象徴的なレギュレーターで知られている。
感情豊かな色彩でデザイン
アラン・シルベスタイン氏は異例の経歴を持ち、パリでのインテリアアーキテクトおよびデザイナーとしてのキャリアをスタートさせた後、フランスのブザンソンで時計師に転身し、独自の会社を設立した。彼は、形状の幾何学的な厳格さと機械運動が、感情豊かな色彩と革新的な素材といたずらっぽく対話する、独自のスタイルを開発している。
2012年に自身の会社を閉鎖して以降、彼は他の時計ブランドとの共同作業に才能を転換した。芸術と職人技の中間に位置する時計製造の世界を、厳格な形状、革新的な素材、感情を呼び起こす色彩と共に探求している。
ブランド初のトゥールビヨンを含むコラボレーション
同ブランドは、再び時計職人のアラン・シルベスタイン氏と手を組み、独創的なレギュレータートゥールビヨンを含む3部作を発表。このトゥールビヨンは、先に発表したレギュレーターモデルとスマイルデイ表示モデルとのセットのみでの販売となる。
アフォーダブルでコンテンポラリーなトゥールビヨンを含む3部作は、カーキをメインカラーに、アラン・シルベスタイン氏の真骨頂である、バウハウスのモダンデザインを最大限に表現した、スポーティーでシックなコレクションだ。
なお、先に発表された2種類は、トリプティック用78本と個別販売用100本の、世界限定178本での販売となる。
スタイリッシュなセット
集大成となる今回のコラボレーションの最大の特徴は、両者が共に敬意を払う、ブレゲにより発明された高級複雑機械式時計製造の頂点「トゥールビヨン」機構を搭載したモデルで、これは同ブランドにとって初めての発表となる。
カーキカラーで統一されたトリプティックは、プレイフルなアラン・シルベスタイン氏の哲学、「ルイ・エラール」のアーティスティックでスタイリッシュなデザイン、そして同ブランドのコンセプトである、コレクタブルでアフォーダブルといった要素とモットーが凝縮されている。
今回の3部作は、2019年から始まった両者のコラボレーションの集大成だ。
Excellence Limited Edition Triptych LOUIS ERARD×Alain Silberstein
価格:4,840,000円(税込)
発売時期:11月下旬予定
数量:世界限定78セット
公式サイト:https://www.josawa-watch.com/louis_erard.html
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000047204.html
(田原昌)