9月・10月は季節の変わり目ともいえるシーズン。その日の気温に関係なくスタイルに季節感を出したいときは「足元」に注目しよう。
今回の記事では、コーデに取り入れるだけで秋めいたスタイルへと演出できるレザー製のフットウェアを5点ピックアップしてご紹介。個性豊かなアイテムが揃うだけに、フットウェアの新調を考えている人は要チェックだ。
目次
・アシックス×フランス高級靴ブランドのコラボスニーカー
・デイリー使いにおすすめ。ムーンスターのレザーシューズ
・快適性を極めたドクターマーチンの軽量8ホールブーツ
・足元に遊び心をそえる。SOU・SOUのサイドゴア革足袋
・タウン使いも。BUTTEROのマウンテンシューズ「ALPI」
アシックス×フランス高級靴ブランドのコラボスニーカー
アシックスジャパンのビジネスシューズライン「RUNWALK」からは、この9月、フランスの高級靴ブランド「CORTHAY(コルテ)」とのコラボスニーカーが登場。
「RUNWALK EN PISTE HYBRID 245LX」は、ドレッシーかつカジュアルに履ける大人のためのスニーカー。
アッパーには、フランス産の上質な原皮を使用したキップレザーを採用。さらに「CORTHAY」監修のもと、パーツの切り替え部には濃淡仕上げを施してドレス感を演出した。
さまざまなシーンのスタイリングに対応できるよう、ライニングには防水透湿性に優れた「ゴアテックスファブリクス」を。
ミッドソールにはクッション性と反発性を兼ね備えた素材を使用し、さらに細かなエンボス加工を施して上質感を強調した。
かかと部には歩行時の足の負担を軽減する「GEL(ゲル)」を搭載、フィット感とクッション性を併せ持つハーフカップ中敷と併せて、柔らかな履き心地を実現している。
歩き心地も上質感も妥協しない大人男性にうってつけの品だ。
RUNWALK EN PISTE HYBRID 245LX
価格:82,500円(税込)
商品詳細ページ:https://walking-journal.asics.com/contents/story/5377/
※9月27日(水)からアシックスランウォークギンザ、伊勢丹新宿店などで順次発売
デイリー使いにおすすめ。ムーンスターのレザーシューズ
もう少しカジュアルにレザーを履きこなしたい人は、ムーンスターが手がけるシューズなどいかがだろう。
ムーンスターが2021年にスタートした新ライン「SHINARI」。この秋は同ラインから、しなやかさと軽さを強調する新モデル「HA(羽)」が誕生した。
「SHINARI」では、「素材と製法の特徴をそのまま活かす」という価値観のもと商品を開発している。アウトソールをしならせ、クッション性を高める独自のソール形状はSHINARIならではともいえる特徴だ。
新モデル「HA」は、アッパーの素材にシュリンクレザーを採用。加えてバレエシューズのような優雅なパターンでスタイリッシュさと快適さを両立した。
シュリンクレザーには一般的に、傷が目立ちにくいというメリットもある。毎日ガシガシとレザーシューズを履きたい人は検討してみては。
SHINARI SR014 HA
価格:22,000円(税込)
商品詳細ページ:https://www.moonstar.co.jp/store/products/detail/42500176
快適性を極めたドクターマーチンの軽量8ホールブーツ
足元にパンチが欲しいならドクターマーチン一択!
ドクターマーチンが8月に発売した新作「CREWSON」は、ブランドの伝統的なシルエットと、ラバーとポリウレタンを融合させた2層構造の軽量ソールが特徴のブーツとなっている。
アッパーにはプレミアム感のあるレザー素材をセレクト。ブラックには「クラシックプルアップレザー」、ガンメタルとオリーブには「バフバック(ヌバック)」を採用している。
中にはソフトウェアーインソールを内蔵し、ふかふかの履き心地を実現。
ドクターマーチンのアイコンともいえる黄色のステッチとヒールループもデザインに取り入れ、ブランドのカラーを全面に押し出しているのもポイント。
シュークロークに一足備えておけば、スタイルの幅が広がりそうだ。
CREWSON 8ホールブーツ
価格:24,200円(税込)
商品詳細ページ:https://jp.drmartens.com/item_list.html?siborikomi_clear=1&keyword=CREWSON
足元に遊び心をそえる。SOU・SOUのサイドゴア革足袋
人と被らないシルエット・デザインを探している人には、「足袋」をベースにした一足をおすすめしたい。
京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU」は秋冬シーズンの新作として、9月に「サイドゴア革足袋/いろは底」をリリース。こちらは伝統的な足袋の特徴であるくるぶしの“こはぜ”をあえてなくし、シンプルなサイドゴアブーツの形にアレンジした革製の地下足袋だ。
ソールには、SOU・SOUオリジナルの「いろは底」を採用。底面にかな文字をみっちり並べたり、つま先部分に日本刀をモチーフにしたラインを入れたり、かかと部分に製造元となる高砂産業謹製の刻印を入れたりと、遊び心がたっぷりと詰まっている。
カラーは鈍(にび)色と濡羽(ぬれば)色の2色。あまりの人気ぶりに、現在は先々の予約販売を受け付けている状態となる。興味があれば早めにチェックしておきたい。
サイドゴア革足袋/いろは底
価格:19,800円(税込)
商品詳細ページ:https://www.sousou.co.jp/?mode=cate&cbid=122459&csid=85
タウン使いも。BUTTEROのマウンテンシューズ「ALPI」
最後に紹介するのは、イタリアのクラフトマンシップが光る「BUTTERO」のレザーシューズ。
「BUTTERO」は、1974年にイタリア中部のトスカーナで設立されたブランド。秋冬も新作としていくつかのモデルをリリースしているが、今回はその中でも「使い勝手が良さ」を売りとしている「ALPI」にスポットライトを当てて紹介したい。
「ALPI」のネーミングは「アルピニスト(登山家)」に由来し、文字通りマウンテンシューズをスタイリッシュにタウンユースできるようアレンジして作られたモデルだ。
製法にはイタリア伝統のイデアル製法を採用。本格的なメタル製ベルフック、履き口とシュータンに詰めたパッド、丸みを帯びたラスト、クッション性のあるEVAミッドソール、それにロックパターンのラバートレッドなどで、快適かつ軽やかな着用感と接妙なモード感を実現している。
ALPI(アルピ)B10570
価格:118,800円(税別)
商品詳細ページ:https://buttero.jp/collections/mens-boots/products/b10570-vara
レザーのフットウェアは大切に扱えば、多少の傷や履きクセさえも唯一無二の魅力に変わる。長年を共に過ごす気持ちで、お気に入りとなる逸品を探してみては。
(IKKI)