アートとタトゥーが融合。表参道原宿でヤマノユウタ氏の個展「”interim”」が開催

現在、東急プラザ表参道原宿の地下1階に位置するアートギャラリー「LOVUS gallery」にて、彫り師兼絵描きとして活躍するヤマノユウタ氏によるSOLO EXHIBITION「“interim”」が開催中だ。

落書きなのか、それともアートなのか。目を凝らす程に曖昧になっていくその境を楽しんでほしい。

ヤマノユウタ氏の個展が表参道原宿で開催

「“interim”」のコンセプトはタイトル通り、アートと落書きの「間・挟間」。

ヤマノユウタ氏は誰もが一度は目にしたことのある名画をモチーフに、自身のタトゥー作品の特徴である“親しみを感じさせる線”で歪な輪郭を描き出し、ゲストを非日常の世界へと誘う。

ヤマノユウタ氏は同展について次のようにコメント。

「僕の絵のアプローチから生まれる“名画との対比・ギャップ”を味わっていただければと思います。今回は大層にキャンバスに描くのではなく、チープなポスターに落とし込みました。ふらっと立ち寄り、世界的に有名な絵画をグルグルに丸めてビニール袋に入れて持ち帰る。そんな感覚を楽しんでもらえたら嬉しいです。」

同展では15点の新作が展示されるほか、会場限定のポスターコレクションも販売されている。他にはないアートを目にしたい人はチェックしてみてほしい。

タトゥーを通じて表現を行うヤマノユウタ氏

今回、個展を行うヤマノユウタ氏がどのような人物なのかあらためて紹介したい。

ヤマノ氏は京都精華大学イラストレーション学科卒業後、サインペインター「NUTS ART WORKS」のNuts氏にアシスタントとして師事。手描き看板を製作する傍ら、プライベートワークとして落書きから生まれた現在のスタイルを確立した。

その後、自身の作品をより魅力的に見せる手法としてタトゥーを表現の場に選び、現在「TATTOO STUDIO YAMADA」所属のアーティストとして、彫り師兼絵描きという立場で活躍している。

唯一無二の彼のアーティスト性を、今回の個展を通じて感じたい。

“interim”
会期:開催中〜9月18日(日)
場所:東急プラザ表参道原宿 The SHEL’TTER TOKYO B1F LOVUS gallery
所在地:東京都渋谷区神宮前4-30-3

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000779.000014511.html

(IKKI)