イタリア、デンマークなどのヨーロッパブランド家具を輸入販売する「IL DESIGN(イル デザイン)」では、正規輸入販売代理店として北欧家具を代表するデンマークの「J.L. Møllers”(ジェイエルモラー)」を展開中。
北欧家具ならではの木材へのこだわりと、守り続けている高い技術力によって実現された、芸術的なデザインの作品達を紹介しよう。メンテナンスしながら、長く愛用できるチェアが揃っている。
デンマークの家具職人が設立した「J.L. Møllers」
「J.L. Møllers」の始まりは1944年。家具職人でありデザイナーのニールス・オットー・モラー氏がデンマークのオーフスに工房を立ち上げ、J.L. Møllers Møbelfabrikを設立。地下の古い自転車置き場だった50平方メートルのスペースで椅子やテーブルなど、さまざまな家具を手作りし、委託ベースでのプロジェクトを開始した。
1950年代に世界中の家具見本市への参加を始めた同ブランドは、60年代には3000平方メートルに拡張した新しい工場を建設。「Model79チェア」が数々の賞を受賞し、ロンドンやウィーンの博物館に展示される。
今回紹介する「Model78チェア」や「63Aベンチ」もこの頃デザインされた作品だ。
70年代には世界中の大使館で人気を誇る「Embassy Chair(大使館チェア)」という愛称で親しまれている「Model82チェア」も生まれ、ニールス・オットー・モラー氏はデンマーク家具メーカー協会賞を受賞。
日本への輸出が始まったのもこの頃で、ニールス・オットー・モラー氏の末息子ヨーゲン・ヘンリック・モラー氏が1974年にデザインした「Model401,402,404チェア」は日本からアメリカに至るまでの教会、大聖堂、礼拝堂などで見ることができる。
ニールス・オットー・モラー氏がデザインした逸品
「J.L. Møllers」はダイニングチェアのブランドとして名高く、北欧家具らしい上品なカーブを特長としたデザインと、高い接合技術をもって作り上げられた名作ばかり。
先端に向かって細くなる脚が特徴で、特に美しい印象を与えると評価されている。
家具のフレームを作るために、Møller社は環境に配慮した原木を手作業で選別。自社工場で大量生産を可能にしてもなお、最後の仕上げは機械を使用せず、必ず長年の鍛錬により研ぎ澄まされた感覚を持つ職人みずからの手作業によって行っている。
北欧家具を探すなら、国内外の価格差を無くし現地販売価格に出来るだけ近い価格で提供している「IL DESIGN」をチェックしよう。
IL DESIGN(イル デザイン):https://www.shop.italia-kagu.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000119940.html
(hachi)
※納期は在庫有れば2週間前後、在庫無い時は約6~7ヶ月
※価格は税込、2023年8月29日(火)時点のもの。現地価格の更新や為替の変動などで都度変動する可能性がある