長野県東御市海野宿にて、一棟貸しの宿泊施設「上州屋」が8月24日(木)にオープンする。
同施設は、明治初期に建てられた古民家をリノベーションした一棟貸し宿となる。ロウリュサウナや図書館が併設されており、プライベートな空間でゆったり過ごせるのが魅力だ。
同施設は既に宿泊予約の受付をスタート。秋は趣あふれる空間で、非日常なひとときを楽しみたい。
プライベート空間で「ときを、ほどく。」
海野宿は養蚕で栄えた歴史があり、糸(蚕糸)と深いかかわりのある街だ。そんな歴史を背景に、上州屋は「ときを、ほどく。」をコンセプトとして設立された。
ゲストの時間軸は、いうなれば固く撚(よ)られた一本の糸。そこに海野宿の時間軸が重なることで、ときがほどけ糸が広がり、今まで感じられなかった「余白」が生まれる。そうして余白が広がったとき、ゲスト自身が新たな「とき」を見つけられるようになる。
さまざまなクリエイターにより創られた“ほどく”空間
一棟貸しのプライベート空間で成り立つ上州屋には、“ほどく”ためのさまざまな工夫が施されている。例えば、施設中に点在するクリエイター作品もその一つだ。
壁に飾られたアート作品をじっくり鑑賞する。ヴィンテージ家具の座り心地を確かめる。ガラス製ポーチライトから透ける光の淡さに心安らぐ。調和のとれた中庭を眺め季節の移ろいを感じる。
上州屋で過ごすことで“余白が生まれるきっかけになるよう、数々のなクリエイターが携わり、すべての空間を創り上げている。
3つの建物で静かな時間を堪能
上州屋には3つの特徴的な建物、OMOYA・DOZO・OKAIKOがある。
OMOYAにはサウナがあり、プライベート空間でロウリュサウナを堪能できる。中庭には信楽焼の水風呂やウッドデッキがあり、四季を感じる美しい庭を眺めながら休憩できるのも魅力だ。
DOZOはクラウドファンディングにより修繕された土蔵で、「ときをほどく図書館」として使われる。
OKAIKOは、かつて養蚕と蚕種の製造をしていた場所を、寝室へと生まれ変わらせた建物。土蔵と同じく分厚い土壁に覆われているため、室温が保たれ、心も身体もリラックスできる。
プランにより利用できる建物は異なるため、体験したい建物を事前にチェックしてからプランを決めても良いかもしれない。
信州の旬の食材と地の酒でときめくひとときを
OMOYAにはカウンターキッチンが備わっている。ここでは、地元飲食店との連携によるケータリング、またはデリバリー*などで、信州産の旬の食材を使った料理を楽しむことが可能だ。
ワインセラーには千曲ワインバレーのワインも充実。美味しい食事と地の酒を楽しみながら、リラックスした時間を過ごすことができる。
秋口にかけて、家族や友人との大人数旅行を計画する際にもうってつけでは。
上州屋
所在地:長野県東御市本海野845 海野宿
公式サイト:https://joshuya-unnojuku.jp
予約ページ:https://joshuya.booking.chillnn.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000116342.html
(IKKI)
* ケータリング利用は宿泊時のみ