奈良の食を満喫。大正期の趣が残るホテル「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」が8月29日に開業

日本の食文化発祥の地とされる奈良。

8月29日(火)、奈良市に「紫翠(しすい)ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」が開業。オープンに先駆け、「伝統と現代の結び」をコンセプトに掲げる同ホテルのダイニング2店舗の予約受付がスタートした。

さらに、ホテルと同日にオープンする旧興福寺子院「世尊院」をリノベーションした茶寮「世世(ぜぜ)」も予約受付を開始。趣と歴史を感じる建物で、ここでしか味わえない食を堪能したい。

「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」が誕生

「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」は、森トラストグループが展開するホテルブランド「翠 SUI」と米国マリオット・インターナショナルのラグジュアリーホテルブランド「The Luxury Collection(ラグジュアリーコレクション)」のダブルブランドホテル。

ホテル外観

ホテル外観

同ホテルが位置する吉城園周辺地区は、東大寺や興福寺、春日大社などの世界遺産に囲まれた緑豊かなエリア。同ホテルはこの地で、奈良の自然と歴史を満喫できる特別な滞在をゲストに提供する。

「翠葉」と「正倉」で唯一無二の食を堪能

ホテルメイン棟に位置するレストラン「翠葉」は、大正時代に建造された「奈良県知事公舎」を再生したダイニング空間。四季折々の美しさを見せる庭園を眺めながら、日本古来の食文化にアプローチした料理を提供する。

シグニチャーディナーコース「時河(ときか)」では、月ヶ瀬茶のブイヨンから始まり、奈良の郷土料理をフレンチスタイルでアレンジした料理まで、独創的なメニューが楽しめる。

翠葉のシグニチャーディナーコース「時河」より「【醤】柿の葉で香りを付けた大和牛のロースト」

翠葉のシグニチャーディナーコース「時河」より「【醤】柿の葉で香りを付けた大和牛のロースト」

一方、「正倉」は、1922年建造の旧知事公舎の蔵を活用したカウンターバー。ここでは奈良の歴史と日本の“SUSHI”を新たな視点で解釈し、イノベーティブな鮨料理を提供する。

正倉のシグニチャーコース「古櫃(こき)」より「【SEL】昆布締め、甜茶」

正倉のシグニチャーコース「古櫃(こき)」より「【SEL】昆布締め、甜茶」

旧興福寺子院をリノベーション、「世世」も予約受付開始

「世世」は、ホテル敷地内に位置する室町時代の旧興福寺子院「世尊院」をリノベーションしたカフェ。

ここでは奈良の郷土料理とスパイス料理を中心に、奈良の伝統とシルクロードとの融合を反映したメニューを提供する。

世世のメニュー例「大和橘とスパイスを使ったレッドチキンカレー」

世世のメニュー例「大和橘とスパイスを使ったレッドチキンカレー」

店内から美しい日本庭園を臨めるのも魅力だ。

「世世」 からの庭園眺望

「世世」 からの庭園眺望

この秋は「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」で、ホテルステイと食の両面から奈良の魅力に触れてみては。

紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良
所在地:奈良県奈良市登大路町62番地
公式サイト:https://www.suihotels.com/shisui/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001168.000006521.html

(IKKI)

※茶寮「世世」は同ホテル敷地内の独立した店舗となる
※画像は全てイメージ