カーブドッチ社が運営するカーブドッチブルーイング(CAVE D’OCCI BREWING)の新シリーズ「クロワ(Croix)」のクラフトビールが、6月23日(金)から全国の酒販店や飲食店にて順次販売される。
今回発売を迎えるのは、「ラ メール(La Mer)」「ル シエル(Le Cier)」「ラ テール(La Terre)」の3種類となる。
ワイナリーらしさを詰め込んだクラフトビール
30年にわたりワインと向き合い、ワインのある暮らしの素晴らしさを誰よりも感じていると語るカーブドッチ社が、醸造するクラフトビールにもワイナリーらしさを詰め込み、世に送り出す。
そんな同社の新しいクラフトビールシリーズが「クロワ」だ。
「クロワ」とはフランス語で「交差」を意味し、ワインとビールの文化が交差するイメージのシリーズとして、ワインのように誰かと分かち合う時間を演出できるビールとなるよう願いを込めている。
また、容量をワインボトルと同じ750mlサイズとしたことにもこだわりがある。クラフトビールの容量は、330ml瓶・350ml缶といった一人で飲むサイズが一般的だが、仲間や家族とのシェアができるサイズとすることで、互いに感想を語り合いつつ親交を深められるような豊かな時間を作りたいと考えたという。
さらに、ワインのようにまずは香りを楽しんでもらいたいという想いから、ワイングラスで飲むこともすすめている。
フランス語で「海」という意味の「ラ メール」
ワインのような酸味やフレッシュな果実味を、大麦麦芽・小麦・オーツ麦・ホップを使用し、フルーツを一切使わずに表現した。トップに香るのはタンジェリンオレンジ・あんず・グーズベリーで、口に含むとマンゴー・カモミールの風味が広がり、余韻には果物のような酸味が長く続く。
果実感と深い酸味が骨格を支えているので、一般的なビールよりも味わい方の幅が広く、少し温度が上がって泡が消えてからも楽しめるビールだ。
「ラ メール」は、6月23日(金)の発売で、容量は750ml、価格は2,420円(税込)だ。
フランス語で「空」という意味の「ル シエル」
ぶどう畑で作業をするワイナリースタッフが畑作業の合間に飲みたくなるビールのイメージを目指して造られたという「ル シエル」。トップに香るのはレモン・ライム・カボス。そしてスパイスも感じられ、ドライで爽やかな飲み口とシトラスのようなほのかな酸味が追いかけてくる。
アルコール度数4.5%と低めなので、暑い夏に青空の下で飲むビールとしても最適。大麦麦芽・小麦・ホップ・コリアンダー・オレンジピールを使用し、発酵前に乳酸発酵を行うことで酸味を造る。残糖が残りやすいビールの中では、比較的ワインに近い比重まで発酵が進んでいるので甘くなく、1杯目にこそ味わいたいビールだ。
「ル シエル」は、7月14日(金)の発売で、容量は750ml、価格は2,200円(税込)だ。
フランス語で「大地」という意味の「ラ テール」
ソーヴィニヨンブランのような香りのニュージーランド産ホップを使用し、オレンジワインのような味わいを目指して造られた。トップに香るのは白ぶどう・グーズベリー。また、香りの奥にパッションフルーツも感じられる。口に含むと、デコポンのアロマとかすかな渋みとボディがオレンジワインを思わせる。
大麦麦芽・ホップのみのシンプルな構成だが、工夫されたホップの使い方が、複雑なアロマを醸し出す。ワインのような長い余韻が楽しめるビールだ。
「ラ テール」は、11月の発売予定で、容量は750ml、価格は2,200円(税込)だ。
ワイン造りに精通したカーブドッチ社だからこそ実現できるクラフトビール。その特別な味わいを堪能したい。
カーブドッチ公式サイト:https://www.docci.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000097293.html
(高野晃彰)