【2023年最新まとめ】雨でも気分上々。梅雨の風物詩アジサイを楽しめる神奈川・東京デート5選

じめじめした日々が続く6月、そんな時期でも華やかな気分にさせてくれるのが、梅雨の風物詩・アジサイだ。

鎌倉ほか、神奈川と東京でアジサイ鑑賞もできるデートを5つ提案。休みの日は今しか見られない季節の花が楽しめる場所へ出かけてみては。

「鎌倉プリンスホテル」3階の「ラウンジ あじさい」では、窓一面に広がるアジサイを楽しめる

「鎌倉プリンスホテル」3階の「ラウンジ あじさい」では、窓一面に広がるアジサイを楽しめる

目次
「鎌倉プリンスホテル」でアジサイ尽くしの食と散策を満喫
鎌倉「HOTEL AO KAMAKURA」でアジサイ×三崎マグロを楽しむ
2万株のアジサイが咲く「横浜・八景島シーパラダイス」
「ホテル椿山荘東京」でアジサイとホタルを観賞
銀座にて開催中の金魚&アジサイのアートアクアリウム

「鎌倉プリンスホテル」でアジサイ尽くしの食と散策を満喫

古都・鎌倉にある「鎌倉プリンスホテル」では、7月11日(火)までアジサイ尽くしのランチやディナーコース、デザートを提供。

ホテル2階の「レストラン ル・トリアノン」で提供するのは、アジサイをイメージした季節の食事コース「AJISAI」。スズキや牛肉のソテー、紫芋のモンブランなどが楽しめる。

また同レストランの「かまくらAJISAIアフタヌーンティー」は、アジサイに見立てたタルトやクッキーなどが登場。梅雨ならではの優雅なティータイムを過ごせる特別なプランとなっている。

アジサイをイメージした「かまくらAJISAIアフタヌーンティー」

アジサイをイメージした「かまくらAJISAIアフタヌーンティー」

また、3階の「ラウンジ あじさい」では、アジサイに見立てたモンブランにバニラ味のアイスクリームを沿えた「あじさいデザートプレート」を味わいながら、ラウンジの窓一面に広がるアジサイを鑑賞できる。

「ラウンジ あじさい」で提供する「あじさいデザートプレート」

「ラウンジ あじさい」で提供する「あじさいデザートプレート」

同ホテルでは6月21日(水)まで、「明月院」や「成就院」と並ぶ“鎌倉のアジサイ3大名所”の1つとされる「長谷寺」の拝見券付きの宿泊プランも予約できる。

ホテルでゆったり過ごせるだけでなく、40種類2500株のアジサイが咲き誇る境内を散策できる注目のプランだ。

同ホテルを予約して、アジサイ尽くしの旅に出かけてみては。

鎌倉プリンスホテル
所在地:神奈川県鎌倉市七里ガ浜東1-2-18
公式サイト:https://www.princehotels.co.jp/kamakura/

鎌倉のアジサイ×三崎マグロを味わい尽くす宿泊プラン

2021年3月に開業した「HOTEL AO KAMAKURA」では、7月19日(水)のチェックイン分まで、三崎マグロのディナーコース付き宿泊プランを提供。

全国有数のまぐろの本拠地と言われる三崎で水揚げされた新鮮なマグロに舌鼓を打ちながら、古都・鎌倉も楽しめる充実の内容となっている。

アジサイの装飾が施された鎌倉の「HOTEL AO KAMAKURA」

アジサイの装飾が施された鎌倉の「HOTEL AO KAMAKURA」

同ホテルでは、客室内や中庭、ライブラリースペースまで、至る所にアジサイの装飾を施しており、館内にいながらも季節の花が楽しめる。

三崎マグロを使ったディナーは圧巻の内容だ。新鮮な三崎マグロを、ハーブ味噌バター焼きやお造り、漬け、カツ、なめろう、つみれなどに料理して提供。あらゆる角度からマグロを堪能できる。

なかでもメインの「ほほ肉のハーブ味噌バター焼き」はステーキのような仕上がりとなっており、必食の1品だ。またコースの最後に登場する自家製の手打ちそばも見逃せない。

「HOTEL AO KAMAKURA」で食べられる三崎マグロをふんだんに使ったディナーコース

「HOTEL AO KAMAKURA」で食べられる三崎マグロをふんだんに使ったディナーコース

また、同ホテルではオプションとして、壱の杯から〆の杯まで全11杯のペアリングも用意。さまざまな食事と共に、味わい豊かな日本酒やワインが味わえる。

アジサイ×三崎マグロを思う存分楽しみたい人は、同ホテルの予約を。

HOTEL AO KAMAKURA
所在地:神奈川県鎌倉市腰越3-1-7
公式サイト:https://hotelao.jp/

2万株のアジサイが咲く「横浜・八景島シーパラダイス」

「横浜・八景島シーパラダイス」では、6月25日(日)まで「第23回八景島あじさい祭」を開催中だ。「セイヨウアジサイ」や「ガクアジサイ」など、神奈川県で最大級を誇る2万株のアジサイを鑑賞できる。

「横浜・八景島シーパラダイス」では、「第23回八景島あじさい祭」が開催されている

「横浜・八景島シーパラダイス」では、「第23回八景島あじさい祭」が開催されている

園内の見所スポットは、海をバックに咲くアジサイが見られる「西浜 シーサイドガーデン」やアジサイに彩られた「あじさい坂」。

そして八景島オリジナルのアジサイ「八景ブルー」が咲き誇る「八景ブルーの庭」、白色のアジサイ「アナベル」が清流滝のごとく咲き誇るメインストリート「あじさいの滝」などがある。1日中いても飽きないくらい散策を楽しめるだろう。

また、期間中は茶会やフラワーアレンジメント教室など、アジサイに関連したイベントも盛りだくさんだ。

「横浜・八景島シーパラダイス」内の「アクアミュージアム」では、5万匹のイワシが泳ぐイベントも行われている

「横浜・八景島シーパラダイス」内の「アクアミュージアム」では、5万匹のイワシが泳ぐイベントも行われている

同園の魅力はもちろん、アジサイだけではない。水族館「アクアミュージアム」では、高さ8メートルの大水槽「大海原に生きる群れと輝きの魚たち」で、5万匹のイワシが泳ぐ「スーパーイワシイリュージョン」を開催。

あじさいや梅雨をイメージした青色などの淡いライティングと、イワシが織りなす幻想的な空間を鑑賞できる。

園内には他にも、屋内で遊べるアトラクションが多数あるので、雨が降った場合でも快適に過ごせるはずだ。

アジサイが彩る景色のほかにも様々なエンターテイメントを楽しみたい人は同園に足を運んでみては。

横浜・八景島シーパラダイス
所在地:神奈川県横浜市金沢区八景島
公式サイト:https://www.seaparadise.co.jp/

「ホテル椿山荘東京」でアジサイとホタルを楽しもう

「ホテル椿山荘東京」では、梅雨時期にホテル内のアジサイが見頃を迎える。

加えて東京23区内では貴重な“ホタル観賞スポット”とされる同ホテルでは、この時期限定のディナープランなどを提供している。

「ホテル椿山荘東京」では、館内のアジサイが見頃を迎える

「ホテル椿山荘東京」では、館内のアジサイが見頃を迎える

同ホテルは、2022年に開業70年を迎えた老舗ホテルで、都心ながら森のような庭園があるのが魅力の1つとなっている。6月にはアジサイはもちろん、ゲンジボタルも園内で鑑賞できる。

ホタルは一般的に夏のイメージがあるが、同ホテルでは例年、5月中旬頃から飛翔し始め、7月上旬頃まで見ることができる。

ホタル観賞の名所とされる「ホテル椿山荘東京」の特別ディナー「ほたるの夕べ ディナービュッフェ」

ホタル観賞の名所とされる「ホテル椿山荘東京」の特別ディナー「ほたるの夕べ ディナービュッフェ」

そんな同ホテルでは、7月2日(日)まで「ほたるの夕べ ディナービュッフェ」と題したプランを提供。ホタルを眺めながら、サーロインローストビーフや本マグロのにぎり寿司などが堪能できる。

また、閉園後の同ホテル庭園へ入れる1日6組限定の宿泊プランも実施しており、人の少ない静かな中でホタルが鑑賞できる。

昼はアジサイ、夜にはホタルの光が見られる、都内屈指の鑑賞スポットに訪れてみては。

ホテル椿山荘東京
所在地:東京都文京区関口2-10-8
公式サイト:https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/

期間限定、金魚&アジサイのアートアクアリウム

「銀座三越」内にある「アートアクアリウム美術館 GINZA」では、6月27日(火)までの期間限定で「紫陽花づくし」という特別演出を行っている。

美しい金魚が泳ぐ館内をアジサイで彩り、梅雨の季節ならではの景色を鑑賞できる。

アジサイで彩られた中を美しい金魚が泳ぐ「アートアクアリウム美術館 GINZA」

アジサイで彩られた中を美しい金魚が泳ぐ「アートアクアリウム美術館 GINZA」

同館は、日本観賞魚振興事業協同組合が認定した34種類の「国内認定品種」を含む計70種類以上の色とりどりの金魚を、芸術作品として展示する美術館だ。常設施設として、2022年5月の開業から1周年を迎えた。

今回の特別演出では、日本の神社仏閣に見立てた空間や、自然を感じさせる作品に加え、その中を泳ぐ金魚とアジサイがコラボレーションした優雅な景色を見ることができる。

まさに「アジサイと金魚尽くし」の状況で、館内は幻想的な空間に包まれている。

アジサイと金魚が演出する幻想的な光景が広がる「アートアクアリウム美術館 GINZA」

アジサイと金魚が演出する幻想的な光景が広がる「アートアクアリウム美術館 GINZA」

また、同館は日本の伝統工芸を積極的に取り入れており、金魚の泳ぐ空間に溶け込んだ江戸切子や浮世絵、螺鈿(らでん)や西陣織なども魅力の1つとなっている。

館内の撮影は可能*で、公式サイトで撮影のポイントなども掲載されている。加えて同館は銀座駅から直結。足下が悪い梅雨の時期も、雨に濡れずに安心して楽しめるのは嬉しい。

アジサイと金魚が織りなすロマンチックな空間を体感してみては。

アートアクアリウム美術館 GINZA
所在地:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越新館8階(入口は9階)
公式サイト:http://artaquarium.jp/

* フラッシュや三脚の使用はNG

梅雨の時期は外に出るのもおっくうになりそうだが、この季節だからこそ味わえるデートプランで、大切な思い出を作ってほしい。

(永井瑞穂)