霧島市の蒸留所が6月にウイスキー製造を開始予定。霧島連山の湧き水で造る新ジャパニーズウイスキーに注目

鹿児島県霧島市横川町に所在する「横川蒸留所」が、5月16日(火)に、鹿児島県霧島市で初となるウイスキー製造免許を取得した。6月に製造を開始する予定だ。

現在、クラウドファンディングの「READYFOR(レディーフォー)」にて、ウイスキーカスクオーナー予約権などを販売中。新しく誕生するジャパニーズウイスキーに注目してみよう。

豊かな霧島連山の湧き水を使用するウイスキー

同蒸留所は、国宝霧島神宮で有名な霧島連山の麓にあり、良質な湧き水の豊富な地域で、仕込み水も霧島連山の水源からくる地下水を使用している。この仕込み水は豊富なミネラルを含み、タンクに入れると蒼い色に見えることから「蒼き水」と呼ばれる、ナチュラルミネラルウォーターだ。

また、霧島連山の山間部にある同蒸留所の気候は、昼夜の寒暖差が激しく、ウイスキー原酒が熟成樽の中でまろやかになることが期待される。

ウイスキー原酒を1樽まるごと予約できる権利

6月からいよいよ製造を開始するにあたり、「READYFOR」にてクラウドファンディングを開始した。

リターンとして、貴重なジャパニーズウイスキーをはじめ、限定のシングルカスクウイスキー、蒸留したてのウイスキーニューボーンなどを取り揃えている。ここに、いくつか紹介しよう。

第1期のウイスキー予約権

同蒸留所で製造される第1期のウイスキー、「シングルカスクウイスキー横川」の1樽を200名でオーナーになれる予約権を販売する。

1口あたり700ml瓶1本の予約で、19,000円だ。今回は2樽400名を募集する。

同予約権では、3年間の熟成期間を経てボトリングされた特別なウイスキーが届く。瓶詰めの時期は、2027年4月を予定している。

樽熟成前のウイスキー原酒

「ウイスキーニューボーン」は、蒸留された樽熟成前のウイスキー原酒の予約権となる。通常は流通しない、貴重な熟成前のウイスキー原酒が、300mlで8,000円となる。

完成されたウイスキーの味わいを想像しながら楽しんだり、熟成されたウイスキーとの飲み比べを楽しむなど、楽しみ方は自分次第。ウイスキーと併せての予約がオススメだ。

1樽まるごとオーナーに

「ウイスキーカスクオーナー予約権」は、バーボン樽200Lサイズで2,000,000円。2023年に蒸留されるウイスキー原酒を、1樽まるごとオーナーになれる。3年の熟成期間を経たのち、全量が瓶詰めされて発送となる。

ウイスキーは1樽ごとに独自の熟成をするため、全く同じ風味のウイスキーは同じ樽で熟成されたもののみとなる。カスクオーナーになることで「唯一無二のウイスキー」を所有することができる。

記念日などの大切な時間を、自分だけの特別なウイスキーとともに過ごしてみては。

水の良い霧島連山で造られる、新しいウイスキーが楽しみだ。

製造開始。世界を目指す横川蒸留所のウィスキー6-8月製造分予約開始
プロジェクト期間:7月20日(木)まで
プロジェクトサイト:https://readyfor.jp/projects/yokogawa

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000081249.html

(田原昌)

※表示価格は税込、システム使用料別