スイスの高級時計ブランド「TAGHeuer(タグ・ホイヤー)」が2023年のモナコ グランプリに捧げる新作3モデルを発表。
タグ・ホイヤーの最新作は、オープンワークダイヤルを初めて採用し、パートナーシップの核心である第80回モナコ グランプリにふさわしい魅力を放っている。
オープンワークダイヤルを搭載した3つのモデル
タグ・ホイヤー モナコの誕生から50年以上を経て発表されるのは、オープンワークのダイヤルを組み込むことでモナコ独自のデザインをさらに進歩させた、3つの新作モデルある。機構を明らかにするのは今回が初めてだ。
このモダンなオープンワークの時計には、オリジナルブルー、レーシングレッド、そしてターコイズの3種類のダイヤルタイプがある。タイムピースは、レーシングの世界をアヴァンギャルドに解釈するべくデザイン。
若年層にアピールすることを意図した、鮮やかでコンテンポラリーなスタイルが特徴だ。
オリジナルブルーは、初代タグ・ホイヤー モナコの、ブルーのダイヤルからインスピレーションを得ている。
ダイヤルのブルーとレッド、コラムホイールのブルー、回転ローターのエングレービングなど、全体的に1969年のタグ・ホイヤー モナコとその成功を称えるデザインとなっている。
レーシングレッドには、タグ・ホイヤー モナコのレーシングDNAが暗黙のうちに語られている。レッドはトラックで繰り広げられるレースの火花を表すものとして度々語られるカラーだ。
ダイヤルで特に目を引くのがブラックとシルバーの2色。回転ローターに見られるレッドのコラムホイールとレッドのエングレービングと相まって、レーシングにインスピレーションを得たことが確かに感じられるモデルとなっている。
ターコイズはコレクションを締めくくる3つ目のモデルであり、タグ・ホイヤーのモナコのデザインに新鮮でアヴァンギャルドな解釈を提示している。
ダイヤルで特に注目したいのは、モナコの海岸線を思わせる魅力的なターコイズ、そしてレッドだ。ターコイズは、コラムホイールと回転ローターのエングレービングが目立つように施され、他のアイコニックなタイムピースとは一線を画す存在となっている。
3つのタイムピースすべてに搭載されている自社製のムーブメント ホイヤー02は、1970年代のタグ・ホイヤー モナコ オリジナルのムーブメントと調和したコントラストを演出。
このムーブメントは、クロノグラフの起動に従来型コラムホイールを採用しており、時計業界のクロノグラフとしては最大級となる約80時間のパワーリザーブを誇る。
さらに、ケースバックのサファイアクリスタルからエングレービングを施した回転ローターが覗ける演出があり、ホイヤー02の精緻な仕上げをより楽しめる仕様だ。
テクニカルな風格と革新的なディテールに注目
モナコの新作スケルトンは、サンドブラスト加工を施したグレード2チタン製ケースの効果も相まって、テクニカルかつ堅牢な風格だ。高性能素材チタンは、驚くほどの強度と軽量性を合せ持つと同時に腐食耐性も備えている。
彫りこまれたインデックスと針に塗布した夜光塗料、スーパールミノバは、このコレクションの新作にエッジの効いた未来的な雰囲気を添えている。
日付表示窓もタグ・ホイヤー モナコに初めて搭載。針にはスーパールミノバを塗布しており、昼夜を問わずどのような条件下でも最適な視認性を保証する。
ディティールに徹底的にこだわり、細部に至るまで作り込みを行い、最先端のテクノロジーを組み合わせることで、シンプルかつ複雑なタイムピースとなったタグ・ホイヤー モナコ クロノグラフは、モナコ コレクションの歴史に新たな1ページを刻むことだろう。
タグ・ホイヤー:https://www.tagheuer.com
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000382.000002796.html
(akihiro takeji)