新潟の「菊水酒造」は同県出身の三味線奏者・史佳(ふみよし)氏とのコラボレーションを実施、日本酒「史水(ふみすい)」を醸造した。蔵元直送ECショップ「KAYOIGURA(通い蔵)」および直売所「菊水ショップ」にて、500本限定で販売中だ。
これまでにない発想で作られた芳醇な味わいの日本酒を、この機会に手にとってみてはいかがだろうか。
三味線を聴かせながら育てた日本酒「史水」
今年の春より限定販売を開始している「史水」は、世界各地で演奏活動を行う三味線奏者の史佳氏と「菊水酒造」が新しい日本酒の価値と味わいを求めて特別に醸した純米大吟醸だ。
田植えから収穫まで三味線の音色を聞かせながら育てた米を原料に使用し、酒造りの工程でも三味線を奏でながら、三味線奏者と蔵人の技と粋を結集して造られている。
三味線の音色を聴かせながら作り上げられた同商品は、蔵人も思わず「うまい」「きれいな酒」とうなるほどの仕上がりとなった。500本限定で販売されている同商品はいずれもシリアルナンバー付きで、さらにここでしか見られない特典映像も付属している。
目指したのは“寿司に合う日本酒”
どんな酒を醸すのかという蔵人との話し合いの中で史佳氏が提案したのが、「寿司に合う日本酒」。同氏は日本の誇るべき食文化の一つである寿司に寄り添う日本酒の姿をイメージした。
そこで今回完成したのが、魚介のうま味とシャリのハーモニーを堪能する寿司にマッチする日本酒。控えめな吟醸香が寿司の余韻を楽しませつつ米のうま味を深め、さらにキレのある後味で杯が進む仕上がりとなっている。これからの暑くなる季節にキリッと冷やす飲み方はもちろん、常温での飲み方もおすすめだ。
新潟県出身の三味線演奏家・史佳氏
新潟県出身の同氏は、「三味線瞬間芸術」という独自の世界観を持って活動する唯一無二の三味線演奏家だ。同氏は2019年に新潟高橋竹山会三代目会主高橋竹秀を襲名し、新潟市内にF-space三味線スタジオを構えながら三味線文化の普及や次世代の情操教育を担っている。
2019年には初めてカーネギーホールコンサートでの演奏を実現させ、さらに2021年10月には2回目となる同ホールでのコンサートで「ジャズベースの神様」と称されるロン・カーター氏との共演を果たした。
“三味線を聞かせながら醸造する”というこれまでにない斬新な手法で作られた純米大吟醸「史水」。通常の日本酒とどのように味が異なるのか、飲み比べながら楽しみたい。
史水(ふみすい)
製法:純米大吟醸
原材料名:原材料米、米こうじ
原材米:新潟県産米100%
精米歩合:40%
内容量:720ml
アルコール分:15度
限定本数:500本
販売価格:8,800円(税込)
蔵元直送ECショップ 販売ページ:https://www.kikusui-sake.shop/c/sake/limited/683500
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000059888.html
(kyoko.)