エリザベス女王が味わった料理を再現。三重県「鳥羽国際ホテル」で開かれる一夜限りの特別晩餐会

三重県にある「鳥羽国際ホテル」が、1975年にエリザベス女王*が来館した際に味わった料理を再現する特別晩餐会を5月20日(土)に開催する。

エリザベス女王をもてなすべく、当時のシェフらが情熱をかけて作り上げたレシピの味を、直接、その舌で確かめたい。

エリザベス女王に供されたコース料理を再現する「特別晩餐会」

今回の特別晩餐会は、エリザベス女王が「美味しかった」と称賛した「雉の燻製」からスタート。同ホテルはこの言葉を誇りに、それ以来、同料理を「雉の燻製 エリザベス陛下風」(当時)と命名し、ディナーでの提供を続けてきた。ホテルの女王への感謝と思い入れが詰まったひと皿と言えそうだ。

雉の前菜 ワイン入りシェフドレッシングソース

雉の前菜 ワイン入りシェフドレッシングソース

晩餐会ではこの他、コニャックで風味づけをした伊勢海老や肉料理などのメニューも再現する。

伊勢海老のコニャック風味

伊勢海老のコニャック風味

また、晩餐会では料理だけでなく、当時のスタッフしか知り得ないエピソードも披露してゲストを楽しませる。晩餐会の料金は38,000円。会は18時からスタートし、20時30分で幕を下ろす。特別な2時間半を満喫したい。

エリザベス女王訪問時に関連した企画も実施

エリザベス女王は1975年5月に来日した際、鳥羽国際ホテルに宿泊し、近隣施設である「ミキモト真珠島」の視察を行なった。

そこで5月31日(水)までの期間、ミキモト真珠島の協力のもと、「クラウン(レプリカ)」をはじめ、女王滞在時の貴重な写真をロビーにて展示。

また、ホテルの「ライブラリー&バー」やメインダイニング「シーホース」では、英国発祥の喫茶習慣であるアフタヌーンティーを3,960円で楽しむことができる。アフタヌーンティーは前日18時までの予約が必要となるため、足を運ぶ際は事前に連絡を。

さらに、同じく「シーホール」では、かつてロイヤルファミリーから好評を得た料理をランチタイム限定で特別コース「デジュネ ロワイヤル」として22,000円で提供する。同コースは3日前までの予約制。

料理や展示などを通して、英国の魅力や、かつてホテルが誠心誠意を込めて用意したロイヤルファミリーへのおもてなしの心を感じたい。

鳥羽国際ホテル
所在地:三重県鳥羽市鳥羽1-23-1
公式サイト:https://www.tobahotel.co.jp

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000042957.html

(IKKI)

*エリザベス2世のこと
※価格は全て税込