東京・浅草橋にて工場を構えるライナ社は、自社ブランド「VECTORBREWING（ベクターブルーイング）」のクラフトビール「ねこぱんち」を普及するために、新醸造所を開設。

これまで普及していた瓶ビールではなく、缶ビール版「ねこぱんち」のリリースを予定するとともに、醸造所限定ビールの先行予約販売をクラウドファンディング「CAMPFIRE」にて開始した。

かわいいが少し痛い「猫パンチ」をコンセプトにしたビール

同社は「クラフトビールの魅力に気づいていない人たちを振り向かせること」をミッションとし、挑戦し続けてきた。

猫のラベルが印象的なクラフトビール「ねこぱんち」は、そんな同社の人気商品。猫パンチのように「カワイイけれど、チョット痛い」がコンセプトで「痛い」を「苦い」に置き換えた、飲みやすい苦さ加減が特徴だ。

ライナ社は現在、浅草橋・新宿の2か所に醸造所を構えクラフトビールを製造。しかし好評ゆえにビールが足りないという状況が起こっていた。

そんな状況を打開すべく、今年4月に3か所目の醸造所を設立した。

元プロレス会場を改装した新たなビール醸造所

新たに立ち上げた「寄居醸造所」は、埼玉県大里郡寄居町の荒川に面する元プロレス会場を改装。リングがあった場所には、ビールの麦汁をつくるBrewHouseや発酵タンクが並んでいる。

醸造設備である発酵タンクの容量は、現在浅草醸造所が1,000L×6、新宿醸造所が240L×7・120L×2。

対して新工場は4,000L×4と、現状の約4倍ものタンクを導入でき、醸造量を大幅に増やせる予定だ。

またより美味しく高品質なビールを届けるには、従来のような手作業では限界があるという。新工場では缶充填機を導入し、瓶よりも品質を長く保つことができる“缶ビール製造”の体制も強化する。

クラウドファンディング限定ビールセットを先行予約販売

クラウドファンディング「CAMPFIRE」で先行予約販売を行うのは「ねこぱんち」と「プロねこぱんち（仮名）」2種類が入った限定ビールセット。

「ねこぱんち」の容量は350mlで、アルコール度数は5.0％。ウィートモルトを使うことでほのかな酸味を感じる優しい口当たりを実現。ホップを贅沢に使用して「猫パンチ」を思わせる、かわいいけれど力強い味わいを表現している。

「プロねこぱんち（仮名）」は、寄居醸造所で作る初めてのIPA（ホップを大量に使用して作るビール）だ。容量は350mlで、アルコール度数は未定となっている。

製造量が少ないために、提供をやむなく断る事もあったという「ベクターブルーイング」。寄居醸造所のオープンにより、今後はさらに多くの人たちへ美味しいビールを届けたいという。

同ブランドの取り組みを、クラウドファンディングで応援してみては。

ベクターブルーイング（VECTORBREWING）
公式サイト：https://vectorbrewing.co.jp/
クラウドファンディングサイト：https://camp-fire.jp/projects/view/667528?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000113490.html

（高野晃彰）