4月14日(金)に開業した「東急歌舞伎町タワー」内に位置する「109シネマズプレミアム新宿」は、5月18日(木)まで「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」と題した開業記念イベントを実施する。
往年の名作や幻とも言われたNYライブを映像化した作品など、故坂本龍一さんの関連作品を特別上映中。ハイスペックな設備で同氏の音楽に浸り、各所に配されたアート作品を鑑賞することができる。
映画とアートを鑑賞できる「109シネマズプレミアム新宿」
同館は、「東急歌舞伎町タワー」内9F・10Fにオープンした、“109シネマズ”の新ブランド。全席プレミアムシートで、全シアターにハイスペックな映写・音響設備を備えている。
一般的な映画館と一線を画すのは、各所にアート作品を配していること。各階のメインラウンジやレセプションに、同館のために作成された作品が並んでいる。
その中でも、10Fプレミアムラウンジ「OVERTURE」内に飾られている「ミラノ座の記憶」は、見ごたえ抜群。大小さまざまな作品計10点がひとつの作品となり、かつてこの地にあった映画館・ミラノ座や昔の歌舞伎町を想起させる。
上質な鑑賞環境とおもてなしを提供し、常識を覆す“感性を開く映画館”として、非日常世界への没入体験を叶える。
坂本龍一さんの関連作品を上映する開業記念イベント
そんな同館の全シアターの音響監修を務めたのが、坂本龍一さん。そこで、同氏の関連作品を上映する開業記念イベントが開催されている。
同イベントでは、『戦場のメリークリスマス』(1983)や『シェルタリング・スカイ』(1990)といった往年の名作を特別上映。特に、『戦場のメリークリスマス』は4月27日(木)までの限定上映のため、気になる人は早めにチェックしてほしい。
また、2005年公開以降も国内外に根強いファンが多い『トニー滝谷』(2005)、同氏が初めて韓国映画の音楽を担当した『天命の城』(2017)も上映される。
さらに、幻とも言われたNYライブを映像化した『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async』(2018)、昨年12月に世界に向けて配信された『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022』にボーナストラック1曲を加えた特別版『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022 +(プラス)』(2023)は、同館限定の上映となる。
そして今回、新たな上映コンテンツとして『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア』が追加された。同作は、清国最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の激動の生涯を、ベルトルッチ監督が圧倒的スケールで描いた歴史大作。アカデミー賞作品賞ほか全9部門受賞した。なお、坂本さんは同作で日本人初の作曲賞に輝き、出演も果たしている。
坂本さん監修のシアター音響「SAION -SR EDITION-」は、音楽を通じて名作の世界観をより鮮明に広げるだろう。合わせて、同館のアートで感性を解放してみては。
Ryuichi Sakamoto Premium Collection
期間:開催中~5月18日(木)
会場:109シネマズプレミアム新宿
所在地:東京都新宿区歌舞伎町1丁目29番1号 東急歌舞伎町タワー9F・10F
公式HP:https://109cinemas.net/premiumshinjuku/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000460.000001956.html
(Higuchi)
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