馬追蒸溜所が、新作となる「メタモルフォシス 北海道コーンウイスキー・ニューポット」をリリース。
4月29日(土)に北海道・札幌市で開催される「紅櫻蒸溜所5周年記念フェス」にて先行発売、翌30日(日)に夕張郡にある馬追蒸溜所や札幌市の根本商店、エイジ・ユナイテッド・ショッピングサイトから一般販売される。
限定350本しかボトリングされていない貴重な品だけに、愛好家からの注目度も高そうだ。
北海道で少量生産の酒づくりを行う馬追蒸溜所
馬追蒸溜所は、少量生産のクラフトスタイルでウイスキー、ブランデー、ワインを製造する、2022年オープンの北海道長沼町に位置する酒造施設。
同蒸溜所では、月日を経て木樽の中で熟成するウイスキーやブランデーを、サナギの中で美しく変身する蝶になぞらえたブランド「メタモルフォシス(Metamorphosis=変身)」を中心に、丹精を尽くした数々のアルコール飲料をつくり出している。
樽熟成前の原酒「ニューポット」
今年3月、同蒸溜所では北海道産コーングリッツを主原料としたウイスキーを初蒸溜した。本来すべて樽詰めし長期熟成を行うところを、あえて一部だけ樽詰めせずに350本限定でボトリング。これが今回販売される「メタモルフォシス 北海道コーンウイスキー・ニューポット」だ。
「ニューポット」とは樽熟成を行っていないウイスキー原酒のことを指し、樽の香りと色がついていない無色透明の液体で、アルコール度数も60%と高いのが特徴。樽香にマスキングされていないため、コーンの甘く柔らかな香りをしっかりと楽しむことができる。ストレートに、北海道の広大な大地の恵みを感じ取れるのが魅力だ。
ちなみにコーンウイスキーといえば、アメリカ・ケンタッキー州でつくられている「バーボンウイスキー」が世界的に有名だ。しかし北海道産のコーンウイスキーの歴史は、本商品によって今まさに始まったばかり。
熟成前のウイスキーを堪能し、のちの長期熟成後の味とも飲み比べて、その変化や歩みを感じるのも乙な楽しみ方と言えそうだ。
メタモルフォシス 北海道コーンウイスキー・ニューポット
容量:200ml
アルコール度数:60%
タイプ:グレーンウイスキー原酒
原料:コーングリッツ80%(北海道産)、ノンピーテッド・モルト20%(国内産)
生産本数:350本
標準小売価格:4,070円(税込)
エイジ・ユナイテッド・ショッピングサイト:https://shop.hlwine.co.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000105423.html
(IKKI)