日本国憲法展製作委員会は「日本国憲法」展を、4月22日(土)~6月11日(日)の期間、錦糸町・中目黒・池袋の都内3会場にて開催する。
「憲法×アート」の組み合わせにより憲法を読み、社会・美術・生活の意味を明らかにする展覧会として注目される。
美術作品と憲法を組み合わせた唯一無二の書籍
2019年に刊行され、2021年に国際的デザイン賞「東京TDC賞2021グランプリ」を獲得した書籍『日本国憲法』(松本弦人編、TAC出版)。
様々なジャンルの戦後日本を代表する69の美術作品と憲法条文の組み合わせることで、作品それぞれの想像を広げつつ、日本国憲法全103条を読める唯一無二の本との評判を得た。
新たに28作品を選出し「条文×作品」を展示
「日本国憲法」展は、書籍『日本国憲法』から着想を得て、憲法と美術、その二つを並べて展示する。展示作品は、同書籍に掲載された作品とは異なる28作品を新たに選出し条文と組み合わる。
そして同展は、日本国憲法が日本人の生活の根幹であり、全ての表現は生活と地続きにあるという考え方の上で開催する。同展が選出した「条文×作品」がもたらす空間が、今日の社会情勢、美術の動向、日本国民の生活に対する新たな観照に繋がることを願っているという。
主催者は、同展を憲法記念日の年中行事とすることを目指し、その第1回を、4月22日(土)~6月11日(日)の期間、観覧料無料で「無人島プロダクション」「青山|目黒」「ジュンク堂書店 池袋本店」の3会場で開催する。
錦糸町・中目黒・池袋の3か所で開催
Part1は、錦糸町駅から徒歩約12分の「無人島プロダクション」にて、4月22日(土)~5月13日(土)に開催する。
参加作家は、第1条 大西伸明、第9条 釘宮由衣、第15条 本山ゆかり、第17条 木村俊幸、第19 条 東山詩織、第22条 池添彰、第24条 森栄喜、第28条 悪魔のしるし、第29条 森田浩彰、第31条 長田奈緒、第36条 赤塚不二夫、第66条 髙田安規子・政子、第84条 平山昌尚、第93条 棰石憲蔵の各氏。
Part2は、中目黒駅から徒歩約9分の「青山|目黒」にて、5月20日(土)~6月11日(日)に開催。
参加作家は、第9条 井田大介、第11条 臼井良平、第14条 橋の下世界音楽祭、第18条 庄司朝美、第20条 円空、第23条 荻野僚介、第24条 森栄喜、第25条 寺林武洋、第27条 木原悠介、第30条 マー関口、第73条 丹羽良徳、第97条 オサム・ジェームス・中川、第98条 中里斉の各氏。
Part3は、池袋駅から徒歩約2分の「ジュンク堂書店 池袋本店 」5階にて、4月28日(金)~5月31日(水)に開催。参加作家は、第9条 小沢剛氏。
自国の憲法のもとに生きているにもかかわらず、憲法に触れる機会は余り多くはないはず。本展を通じて、日本国憲法の意義を改めて考えてみてはいかがだろう。
「日本国憲法」展
会期:4月22日(土)~5月13日(土)
会場:無人島プロダクション
所在地:東京都墨田区江東橋5-10-5
会期:5月20日(土)~6月11日(日)
会場:青山 | 目黒
所在地:東京都目黒区上目黒2-30-6 保井ビル1階
会期:4月28日(金)~5月31日(水)
会場:ジュンク堂書店 池袋本店
所在地:東京都豊島区南池袋2-15-5
公式サイト:https://www.tac-kenpou-art.jp/exhibition
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000912.000021078.html
(高野晃彰)