植物由来の新素材「PlaX(プラックス)」を使ったカットソー「メンズ プラックスウールロングスリーブティー(M’s PlaX Wool LS Tee)」を「Bioworks」と「ヤマップ」が共同開発。
アウトドアでの使用に適したカットソーは、「ヤマップ」のオンラインストア「YAMAP STORE」にて、販売を開始した。
機能性・環境配慮を兼ね備えたカットソーが誕生
「PlaX」は、「Bioworks」が開発した繊維。サトウキビを原料とするポリ乳酸に、同社が独自開発した植物由来の添加剤を加え、品質と機能をアップデートさせた新しい合成繊維だ。
「PlaX」の植物由来・生分解性を備えた環境性能、原料由来の抗菌・防臭性を評価した「ヤマップ」との間に共同開発がスタート。
1年半におよぶ開発期間を経て、確かな機能性・環境配慮を兼ね備えたアウトドア向けカットソー「メンズ プラックスウールロングスリーブティー」が誕生した。
防臭効果に優れた「PlaX」×「ウール」素材を使用
同商品は、アウトドアで快適に過ごせるよう、肌に触れる内側が「PlaX」&「キュプラ」。表面が「ウール」という、3つの天然由来の素材が組み合わせた2重構造になる。
「PlaX」と組み合わせた「キュプラ」は、綿花の種子の表面に付いている産毛状の短い繊維を原料とする天然繊維で、肌触り・滑りがよいのが特徴。そして、「ウール」は、抗菌・消臭効果を備え、吸水性や調湿性に優れる。
身体から出る汗は、植物由来の2つの合成繊維「PlaX」と「キュプラ」を組み合わせた内側で吸水され、表面の「ウール」に移動し、水蒸気として拡散することで、汗冷えを防ぐ効果を発揮する。
さらに「PlaX」は、部屋干しのニオイの原因・モラクセラ菌に、そして「ウール」は、人の汗などのアンモニアに対して高い消臭効果があり、優れた抗菌・防臭機能を持つ。
実験では、カットソーの下に1枚アンダーを着用し、120日間連続で洗濯せずに日常生活で着用。そして、カットソーを単独着用し、15日間断続的に大量の発汗を伴う運動をして、洗濯せずに繰り返し着用。ともに不快感なく着用し続けることができるという結果を残した*。
スタンダードデザインでベースレイヤーでも1枚でもOK
同商品のデザインは、いたってスタンダード。程よく開いた首回りと、ベーシックな袖口や裾の処理もシンプルな仕上がり。
色も、ベーシックカラーで展開する。程よい厚みのある生地は、重ね着がしやすく、肌触りが良いので、ベースレイヤーとしても、1枚で着てもOK。
同商品は日本製。サイズは、S・M・L・XLで、カラーは、ブラック・カーキ・アッシュブルーの3色。価格は、11,550円(税込)だ。ウィメンズもあるので、カップルで使用するのもよいだろう。
肌触りがよく、抗菌・消臭効果を備え、吸水性・調湿性に優れる植物由来のカットソー。アウトドアを含め、様々なシーンで活用したい。
メンズ プラックスウールロングスリーブティー
公式サイト:https://store.yamap.com/products/yamap-plax-wool-ls-tee-mens-23ss
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000077793.html
(高野晃彰)
* ヤマップ調べ