東京・京橋の「加島美術」にて、4月22日(土)~4月30日(日)にかけて、美術品展示販売会「宴 -Vol. 2-」を開催する。
「加島美術」の審美眼をもってセレクトされた円山應挙(まるやま おうきょ)、織田瑟瑟(おだ しつしつ)、上村松園(うえむら しょうえん)、横山大観(よこやま たいかん)、鈴木其一(すずき きいつ)など、日本画の巨匠たちの優品約20点を展示販売する。
陽春にふさわしい心華やぐ美の饗宴を楽しもう。
日々の暮らしの中に美術品を取り入れる価値を発信
1988年に創業した「加島美術」は、掛軸・絵画・書画を中心に主に江戸から現代までの美術品全般を取り扱っている。店舗での企画展のほかにも、オンライン入札会に特化した「美術品入札会 廻 -MEGURU-」「廻 -MEGURU- オンライン」を開設し、より多くの人が生活の中で美術品を楽しめるよう取り組んでいる。
古美術商として作品を販売するだけにとどまらず、日本美術をより身近に感じ、日々の暮らしの中に美術品を取り入れる価値を発信し続けている。
江戸期の画家から昭和期を代表する大家まで勢揃い
美術品展示販売会の「宴」は、日本美術のスペシャリストである「加島美術」が厳選する作品が一堂に会する、春の企画展シリーズとして昨年より始まった。
「宴(うたげ)」という言葉に含まれる「やすらか」「いこふ」という意味のように、草花があざやかに色づき華やぐこの季節に、美術品を通して心穏やかで豊かな時間を送ってほしいという想いから同展は生まれた。
琳派や女流画家も登場
第二回となる「宴 -Vol. 2- 」は、織田桜の異名をとった閨秀画家・織田瑟瑟や、江戸琳派の騎手・鈴木其一ら江戸期の画家から昭和期を代表する大家まで、日本美術史にその名を刻んだ巨匠たちの優品を取り揃え、展示販売する。
中でも、女性初の文化勲章受賞作家で美人画の最高峰と称される上村松園の「廓の春」や、明治・大正・昭和と画壇を牽引し続けた近代日本画家の巨匠・横山大観の「鐘馗」など、数ある作品の中でも主色の出来といえる逸品が並ぶ。
Webでも作品が楽しめる、同展の見どころ
同展のWebカタログを申し込めば、出展作品の画像、詳細情報、価格などを網羅したWebカタログが無料公開される。いつでも、好きな時に、好きな場所で、作品を楽しもう。
気に入った作品が見つかった場合、電話、Fax、メール、Webにて随時問い合わせることも可能だ。
全出展作品をガラスケースなしに鑑賞できる
同展の開催期間中、会場ではすべての出展作品をガラスケースなしで展示する。
ガラス越しではなかなか感じることのできない巨匠たちの筆遣いや繊細な表現、あざやかな色彩を間近に見てみよう。
日本美術の巨匠たちの作品群とともに、心弾む季節を過ごしてみては。
美術品展示販売会「宴 -Vol. 2-」
開催期間:4月22日(土)~4月30日(日)※会期中無休
会場:加島美術
所在地:東京都中央区京橋3-3-2
開催時間:10時~18時
入場料:無料
公式サイト:https://www.kashima-arts.co.jp/exhibitions/utagevol2/
Webカタログ:https://www.kashima-arts.co.jp/contact/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000012878.html
(田原昌)