書道アーティストで「天真爛漫すぎる書道アーティスト」として知られる原愛梨(はらあいり)さんによる、自身2度目の個展『「礎」書道アーティスト 原愛梨展』が、4月23日(日)まで開催される。
会場は、江戸総鎮守で歴史ある神社・神田明神境内の「神田明神文化交流館 地下ギャラリー」。お参りの前後に立ち寄ってほしい。
書道アートという新しいジャンルの作風を創造
原愛梨さんは、福岡県出身の若手書道アーティストだ。文字と絵を組み合わせた“書道アート”という新しいジャンルの作風を生み出し、スポーツ作品をメインにTwitterに投稿したところ、各界のスポーツ選⼿から大きな反響を呼んだことで、その名が広まった。
彼女は「SNSが発達し文字を書く機会が減る中、改めて書く人の気持ちが筆にのり移り、紙に現れる、書の温もりを伝えたい。」とその信念を語る。そして、日本において書道に興味つ持つ人が増えることを願い、日々作品を創造する。
書道アーティストという肩書きではあるが、親しみやすい性格と天真爛漫なキャラクターで、メディアやイベントなど、ジャンルを問わず幅広い分野で活躍中だ。
『「礎」書道アーティスト 原愛梨展』の初日には、開催を祝して、巨大絵馬に作品を書く圧巻のライブパフォーマンスを披露。大勢の観客を魅了した。
神田明神境内にて行われたライブパフォーマンス
個展初日のライブパフォーマンスが行われたのは、神田明神の境内。原愛梨さんのファンだけでなく、神田明神の参拝客の注目も集めて、大勢の観衆の中での書道アートパフォーマンスとなった。
特別に用意された140cm×180cmの巨大な絵馬に、原さんが筆で描いたのは、4つの文字(幸・求・与・感)からなる鳳凰の作品。
絵馬に書道アートを施すのは初めてとのことだが、見事に作品を完成させ、境内は大きな拍手に包まれた。完成した絵馬作品は社殿にて、今回の個展の成功を祈願し、お祓いする奉納式が実施された。
日本が誇る文化の一つ「書道」。毛筆と墨を用いて文字を書き、その文字や書体などを通じて、自分の思いを伝える表現方法は、単に文字を書くだけでなく自己表現の手段とされる。
『「礎」 書道アーティスト 原愛梨展』を通じて、自己表現あふれる原愛梨さんの“書道アート”の世界を体感してみては。
「礎」 書道アーティスト 原愛梨展
会場:神田明神文化交流館 地下ギャラリー
所在地:東京都千代田区外神田2-16-2
会期:開催中〜4月23日(日)
開館時間:月曜~木曜 9時~17時(最終入場16時30分)/金曜~日曜・祝日 9時~18時(最終入場17時30分)
入館料:大人1,500円(税込)
公式サイト:https://edocco-studio.com/hara-airi/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000465.000025517.html
(高野晃彰)