洋食も人気の新潟の老舗ホテル・イタリア軒が150周年の節目に全客室リニューアル

「ホテルイタリア軒」は、来年に控える創業150周年の節目にあたり、客室改装工事でホテル全室のリニューアルを完了。

3月11日(土)に、新潟を代表する老舗ホテルとして新たな歴史のスタートをきった。

創業150周年記念のリニューアル

明治の初め、1874年に西洋食品店として創業。その後、レストランからホテルへと変遷を遂げた、新潟市にある老舗宿泊施設「ホテルイタリア軒」。

来年に創業150周年を迎えるにあたり、昨年12月12日(月)〜今年3月10日(金)まで宿泊営業を休止し、7・8・11階の52室の改装を行っていたが、3月11日(土)に、リニューアルオープンを果たした。

より快適な滞在と食を楽しめるホテルへさらなる飛躍

今回の客室改装工事では、全室バスルームを一新。ルームキーも、シリンダーキーからカードキーへ変更になった。

ルーム内には42型テレビが設置され、館内案内・約款・観光案内などが確認できるほか、無料動画サービスの視聴も可能となり、客室名称をスタンダードタイプからモデレートタイプに変更。また、Wi-Fiを強化し、テレワークがしやすい環境作りも意識した。

家具もイタリア軒らしい濃い茶系のカラーに統一。ベッドは従来よりやや大きい米国のサータ社のものを導入し、快適な寛ぎと眠りを約束する。

伝統に培われた満足度が高いと評判の「朝食」

レストランの朝食は、歴代のシェフに受け継がれてきた伝統のミートソース、シェフが作るオムレツ、幻の米とされる特別栽培米コシヒカリ「轍米」の炊き立てを目の前で握ってくれるおにぎりが自慢。新潟らしいのっぺ、タレカツ、妻有蕎麦なども味わえる。

数ある新潟の老舗ホテルの中でも、「ホテルイタリア軒」は洋食・中国料理・日本料理を楽しめることが大きな魅力だ。

特に、イタリア人コック、ピエトロ・ミリオーレ氏が開いた洋食店にて日本で初めて提供されたミートソース、“伝統のボロニア風ミートスパゲッティ”を引き継いだ「リストランテ マルコポーロ」が有名。歴史の深いパスタを食しに同ホテルを選ぶファンも多い。

利用者の声を反映しつつ提供してきた朝食は満足度が高いと好評だが、今回の150周年にあたり、各レストランもさらなる食の魅力の強化と新しい展開を予定しているというから楽しみだ。

リニューアルにより「最新」の設備を取り入れながらも、クラシカルで落ち着きのある空間を大切にする「ホテルイタリア軒」。長い歴史とともに受け継がれてきた伝統を感じながら、快適な旅のひと時を過ごしてみてはいかがだろうか。

ホテルイタリア軒
所在地:新潟県新潟市中央区西堀通七番町1574番地
公式サイト:https://www.italiaken.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001033.000032951.html

(高野晃彰)