岩手県一関にある一棟貸切の宿「天空のお宿 雅館」が新プランを開始した。“食材の宝庫 いわて”を堪能できる、ローカル・ガストロミー（地方の美食）出張レストラン付きのプランだ。

城下町の文化が残る情緒溢れる街並みと、高級宿などで腕を振るう出張シェフによる地元食材を使ったメニューで旅を堪能しよう。

岩手の文化が息づくまちの宿「天空のお宿 雅館」

自然豊かな一関・平泉の絶景を一望する「天空のお宿 雅館」。宿の建つ高台は、北上川が流れる雄大な田園風景を見渡せる絶好のロケーションだ。

四季折々に移り変わる風景や、朝夕に表情を変える情景を眺めながらの静かな時間を過ごせる。視界を遮るものが何もない天高い空のもとは、時折吹く季節の風が木や土の香りを運び、深呼吸せずにはいられない。

また、同館の室内は日本の古材や神代欅をふんだんに使用し、歴史を紡いできた情緒溢れる日本家屋の造り。ゆっくりと流れる自分だけの時間は、豊かな心を映し出してくれる。

旬の地元食材を使ったシェフお任せコース

地元食材だけを使用したローカル・ガストロミーでは、住んでいる地域と同じ環境で育つものを食すことによって、健康を保つと言われている。”身土不二”の思想に基づき、半径35km以内で料理人が直接生産者から食材を調達している。

出張シェフは、料理家・オーナーシェフの千葉翔太氏。

プライベートシェフとして高級宿数社と契約。商品開発などフードコンサルとしても活躍する千葉氏は県内外での出張料理、メニュー開発などのほか、地方の食や暮らしについて発信をしている。

同館の出張レストランには食事のメニューがなく、シェフお任せコースのみの提供となる。なぜなら、地元生産者が思いを込めて育てた食材を、風味豊かな生きた状態で調理をするため。その日によって変わる食材の生きる力、表情を活かした料理だ。

例えば白ワインと柚子胡椒のソース、風味豊かなセリのソースを添えた「ヒラメのムニエル」、カブの葉とワサビソースを添え、金柑の香りが爽やかなアクセントになる「ホタテとカブのソテー」などを提供する。

さらに、コクとまろやかな酸味のソースと付け合わせの柚子風味・ネギパウダーが旨味を引き立てる「地元一関、門崎丑のロースト」など、季節によって食材やメニューが変わるのも楽しみのひとつだ。

山・海・川の大自然が生み出した”食材の宝庫 いわて”。岩手の風、土を感じながら、この地でしか味わえない素材を余すことなく五感で味わおう。

天空のお宿 雅館
所在地：岩手県一関市舞川字梅木66-5
人数：5名まで
料金：66,000円～
体験：盆栽体験3,300円～、紙すき体験1,100円～
食事：無料朝食付※出張シェフ料理は別途

ローカル・ガストロミー”地方の美食”シェフお任せコース
提供時間：18:00～20:00
料金：1人16,500円　※宿泊料金に含まない
問い合わせ：電話・メールにて
公式サイト：http://www.miyabikan.com/

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000116871.html

（hachi）

photo：写真家/フォトグラファー足利 文香（Fumika Ashikaga）
※価格は全て税込