スニーカーブランド「SPINGLE MOVE(スピングルムーブ)」から、アップサイクル素材をアッパーに使用したサステイナブルなスニーカー4種が、3月25日(土)より順次発売される。
アッパーに使用した素材は、アメリカで廃棄予定だったユーズドデニムを一度解体、洗浄し、パッチワークにしたもの。同素材を使用したサコッシュも一部店舗にて発売する。
アメリカで廃棄予定のユーズドデニムをスニーカーに採用
今回発売するサステイナブルなスニーカーの素材は、破れや汚れ、パーツの破損、カットされたレングス部分など、廃棄物としてアメリカで大量にストックされていたユーズドデニムだ。これらを日本国内で洗浄、分解、パッチワークしたアップサイクル素材をアッパーに採用する。
色褪せやアタリ、汚れやほつれなど、新品にはない風合いに加え、赤やオレンジのタブやレザーパッチなど、デニムパンツの象徴的なディテールを随所に採用することで、リユースしたユーズドデニムのイメージを反映させている。
ユーズドデニムをパッチワークにした生地をスレーキ(裏生地)で強化し、アッパーにした際に必ず縫い目が表に出てくるよう、約17cm四方のパッチワークに仕上げている。
また、裁断面を切りっぱなしにすることで履くほどに端の糸がほつれヴィンテージ感を醸し出す。左右・商品ごとに外観が異なるオンリーワンのデザインも特徴の一つだ。
スニーカー4種とサコッシュをラインナップ
スニーカー「SPM-141U」には赤のタブ、「SPM-442U」にはオレンジのタブを採用することでリユースしたユーズドデニムパンツのイメージを踏襲している。
また「SPM-442U」には、「SPINGLE MOVE」では初採用となるカンガルーのクラッキングレザーとユーズドデニムを合わせてアッパーに採用することでヴィンテージの雰囲気を表現している。
「SPM-356U」の両足外側くるぶし付近にはデニムパンツを連想させるように「SPINGLE MOVE」「U.S.A used denim / cow leather」「made in Japan」と表記されたレザーパッチを付けている。
「SPM-211U」のベルト部分には環境に配慮したサボテン由来のヴィーガンレザー「DESSERTO(デザート)」を採用。「SPINGLE MOVE」のロゴプリント入りの特別仕様だ。なお、同商品のみ4月発売予定となる。
4種シューズ全てに、サステイナブルな「RUBEAR CNFソール」を採用しているのが特長。
「RUBEAR CNF ソール」は、鉄の約1/5の軽さでありながら鉄の約5倍以上の強度とされる植物由来のナノサイズ極細繊維・セルロースナノファイバーをアウトソールのゴムに練り込んでいる。それにより、従来の「SPINGLE MOVE」のアウトソールと比べて摩耗性を約40%低減するそうだ。
スニーカー以外ではバッグも登場。ジャパンメイドにこだわるバッグブランド「WILDERNESS EXPERIENCE(ウィルダネスエクスペリエンス)」とコラボレーションしたサコッシュだ。
表地にはスニーカー4種と同じユーズドデニム素材を、裏地には「CORDURA ECO(コーデュラエコ)」ナイロンを採用している。
素材の特性上、一点一点デザインが異なるので、オリジナル感満載の商品に仕上がっているのが魅力の商品である。
SPINGLE MOVE 公式サイト:https://www.spingle.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000078801.html
(akihiro takeji)
※価格は全て税込