東京・渋谷でアートユニット「EDO and YUMEKA」が個展を開催。クリムトの絵画に触発された新作に注目

クリムトの絵画に触発されて誕生した新作を披露。

東京・渋谷のYUGEN Galleryにて、アートユニット「EDO and YUMEKA(エド・アンド・ユメカ)」の個展「NUDAVERITAS(ヌーダヴェリタス)」が、4月1日(土)から6日(木)にかけて開催される。

ラグジュアリー層から支持を得る「EDO and YUMEKA」

EDO and YUMEKAは、ジュエリーなどのデザインなどを手がけていたEDO氏と画家のYUMEKA氏によるアートユニット。

純粋な色彩の画面に硬質な線と内省的な言葉が描かれたクールな抽象画をはじめ、ヴィンテージポスターを思わせる作品で多くのファンを魅了している。

陶芸や漆塗りといった伝統工芸をミックスしたプロダクト、シューズやバックなどのビスポークブランドとのコラボレーションも精力的に手がけており、特に彼らの作風を高度な染色技術で表現した染物は、ラグジュアリー層からの支持も厚い。

「NUDAVERITAS」にて新作21点とコラボバッグ2点を展示

今回、本質的な美を追求するふたりが個展「NUDAVERITAS」を開催。

タイトルは19世紀末のオーストリアの画家、グスタフ・クリムトの「裸の真実」を意味する『NUDA VERITAS(ヌーダ・ヴェリタス)』から取られている。

同展では、フリードリヒ・フォン・シラーの引用文「少数でも真実を理解している人に向けて美を妥協なく追求する」に触発され生み出した新作21点を展示。

加えてレザーブランド「SUSIESVELT(スージースヴェルト)」とのコラボレーションにより完成したバッグ2点も披露する。

個展初日の4月1日(土)の13時から18時、そして2日(日)の13時から15時まではEDO and YUMEKAも在廊予定だ。

ドレスのスカートから覗くハイヒールを履いた艶かしい足、鋭利なナイフにも見えるハイヒールと口紅がランダムに描かれた1950年代のポスターのような作品。そして前衛書道のような黒い筆跡が広大な奥行きを感じさせる抽象画。

これらの作品からは色を塗る、線を描く、文字を書くという人間の根源的な行為の痕跡がありありと見てとれ、生命力を感じることができる。

EDO & YUMEKAによる美の世界への誘いに、足を運んでみては。

NUDAVERITAS
会期:4月1日(土)~6日(木)
開館時間:[平日]14時~19時、[土日祝日]13時~19時 ※最終日のみ17時終了
会場:YUGEN Gallery
所在地:東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル3F
入館料:無料
詳細ページ:https://yugen-gallery.com/blogs/exhibitions/edoandyumeka-nudaveritas

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000074187.html

(IKKI)

※状況により、会期・開館時間が予告なく変更となる場合がある