鳥取県の復活米を使用した大吟醸を数量限定で。「中川酒造」と「天穂のサクナヒメ」のコラボ日本酒最終作

昨今、日本酒業界ではさまざまな作品やジャンルとコラボレーションし、新たなファン創出に取り組んでいる。

鳥取県の老舗酒造「中川酒造」は、2022年からゲームソフト「天穂(てんすい)のサクナヒメ」とコラボレーション。日本古来の米づくり要素を取り入れたユニークなRPGゲームとの協調で、さまざまな人から注目を集めた。

そしてこの3月、コラボシリーズ最後の商品「天穂(あまほほ)つむいで~一握りの想い~」の予約受付を酒繋オンラインショップにてスタート。商品発送は4月1日(土)からを予定している。

鳥取の貴重な“復活米”「強力」で仕立てた大吟醸原酒

中川酒造は、稲穂の神である天穂日命を祭る「天穂日命神社」があり、また数々の神話の舞台となっている鳥取県に位置する老舗酒造。

今回、同酒造ではコラボレーションのために、鳥取県産地限定生産酒米である「強力」を精米歩合40%で仕立てた大吟醸原酒をセレクトした。

「強力」は1954年に一度は生産が途絶えた鳥取県の米。その後1989年、一握りの種籾から2年かけてやっと酒にできるまでに量を増やした“復活米”だ。

この米を使用した日本酒は、しっかりとした味わいと気品ある吟醸香があるのが特徴。低窒素肥料により、雑味を抑えたキレイな酒に仕上がっている。

豊かな稲穂と八百万の神々の威光を表現

これまで「天穂のサクナヒメ」とのコラボ日本酒は2度に渡り販売されてきた。いずれの商品も、ラベルやパッケージにもこだわっている。

第1弾では“田植え”、第2弾は“出穂”の様子をラベルイラストにデザイン。第3弾では“収穫”の様子を描いたイラストを採用した。

パッケージには、豊かな稲穂や八百万の神々の威光をイメージした金の“かけ和紙”や木箱を採用。三部作の最後に相応しい質の高い装飾品で神々しく仕上げた。

貴重な米、そしてパッケージで仕上げたコラボ酒は、作品ファンだけではなく日本酒好きからの注目を集めそうだ。

天穂のサクナヒメ コラボ日本酒 「天穂 つむいで~一握りの想い~」
価格:11,000円(税込)
内容量:720ml
アルコール度数:18度

酒繋オンラインショップ商品ページ:https://saketsunagi.base.shop/items/72333938

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000050160.html

(IKKI)