食と伝統工芸、それぞれの職人による手仕事が調和する食の饗宴がスタート。
ホテルグランヴィア京都が、3月1日(水)にホテル内のレストラン5店舗において「京都レストランフェア」を始めた。伝統工芸作家に特別オーダーしたオリジナルの器で料理が楽しめる。
美しい器で味わう、京の食材を生かしたメニュー
今回のフェアで登場する器は、洸春窯 洸春陶苑による京焼・清水焼の器。また、和食「浮橋」では京都桐箱工芸による桐製の八寸盆も登場する。
シェフの理想とする器の特徴を伝え、工房の下見や打合せを経て完成した各店舗のオリジナルの器に、同じ京都で生産される食材を取り入れて考案した料理が味わえる。
【京焼・清水焼】洸春窯 洸春陶苑
京都有数の陶磁器産地として名高い日吉地域で三代続く工房。鮮やかな発色が特徴の“交趾技法(こうちぎほう)”を使い、茶道具から日常食器まで幅広く製作。近年は照明器具など建築分野の商品開発も行っている。
【桐箱工芸】京都桐箱工芸
創業から140余年。長年にわたり桐箱とお茶道具に専念し、近年では生活道具など時代に沿った制作のバリエーションも展開。先代から引き継いできた、希少かつ豊富な木材の在庫は、世界にふたつとない製品制作を支えている。
オリジナルの器を使用したフェア対象メニュー
同フェアの料理は各コースの中の一部のメニューとなるため、ここからは実際に器を使用するメニューにスポットをあてて紹介していく。
和食「浮橋」京都フェア会席「京舞華」
和食「浮橋」で器をつかう料理は、組肴 小鯛小袖寿司東寺巻き、蛍烏賊と筍 こごみ木の芽味噌掛け、蓬麩田楽など、向附 京都の海鮮盛合せ。
会席のはじめに登場する前菜は、京都桐箱工芸の職人技が光る桐製八寸盆に、京都産の筍など色とりどりの季節の逸品を少しずつ。
お造りは、七宝柄や「いっちん」の技法を施した京焼・清水焼の器に、その日おすすめの魚を仕入れて盛り合わせる。
同会席の価格は18,000円。
ビュー&ダイニング「コトシエール」
ビュー&ダイニング 「コトシエール」ではディナーコース「Menu soleil」で提供する京都産干し芋のヴルーテ フォワグラのポワレ ペリグーソースに器を使用。
同コースの価格は20,500円。
鉄板焼「五山望」
鉄板焼「五山望」の特別コース「京匠」では、京都産黒毛和牛「京の肉」フィレの鉄板焼 山葵 ガーリックチップに器を使用する。
同コースの価格は29,000円。
カフェレストラン「ル・タン」
カフェレストラン「ル・タン」では、ディナーバイキングにて、マグロと季節野菜 京都宮津のエキストラバージンオリーブオイルを器に盛り付ける。
同バイキングの価格は8,500円。
ロビーラウンジ「グランジュール」
ロビーラウンジ「グランジュール」では、スペシャルプレート Ujiの、抹茶ムース・抹茶クッキーを器にて提供。
同メニューの価格は1,700円。+800円~でドリンクとセットにしたケーキセットに変更も可能だ。
京都レストランフェアは5月31日(水)まで、「浮橋」は5月7日(日)、「五山望」、「グランジュール」は4月30日(日)まで展開中。
京都グルメを味わうなら同フェアで間違いないだろう。
ホテルグランヴィア京都
所在地:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル
京都レストランフェア詳細:https://www.granvia-kyoto.co.jp/event/131/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000235.000095932.html
(hachi)